どうも皆さま、ボンジョルノ♪
先日、ちょっとした面白体験となったボン先輩の新しい友達、おっさん顔の子犬(大)。
ボヤーっとした赤ちゃん子犬(大)かと思いきや!すっごい賢くてビックリしました。いや〜動画で撮ればよかった。驚いちゃって見入っちゃって、撮るの忘れたので驚いた話を読んでくださいw。面倒かと思いますが。
再び登場!9ヶ月で30kgのイタリアン・ポインター
旦那実家に泊まっていたアデルキ君(子犬・大)。ランチで人間が集合したので、必然的に犬も再集合となりました。
「あいつ…またいる」
2回目だし少しだけ興味を示したボン先輩でしたが、アデルキの興味は、わざわざローマから持ってきた大好きなボール(子供と同じで、旅の時はお気に入りのおもちゃ持参が欠かせません。ボン先輩もポリポさんを持ち歩きますよ)。左上の方の黒いやつです。結構重い。
「俺も参加して良い?」
ダメー。
なぜならアデルキの特技を見学するから。ボン先輩が乱入すると、しっちゃかめっちゃかになるに違いないので、とりあえず繋いでおきましたw。
騙しながら隠したボールを探せ!
まず、アデルキを待たせる。
いや〜デッカい犬ってカッコイイねー!18世紀の天井画の威力にも負けてない。
で、すっごいちゃんと待ってる間に、ボールを家中ウロウロしながら”隠す振り”をして…最終的にある一箇所に隠します。で、準備が出来たところで、「Cerca!探せ!」と声をかけると、スタタターと歩いたところを順繰りに巡っていきます。地面の匂いをクンクンかがずに、スタタター。
そうして、ソファの下やテーブルの下、家具の裏などを覗きながら探し、最終的に隠したボールを発見!
ボールに近づくと、頭の上にピーン!とライトが灯るようにハッとするのも、カッコ良かった。。。さすが!世界最古の猟犬イタリアン・ポインター(ブラッコイタリアーノ)の”血”を見た気がしましたよー。
取った獲物に興味はない!太古から”飼い主に渡すこと”になっている
まー隠したボールを見つけることくらいは、ボン先輩にもできるんだけどさ…。何に感動したかって、取ってきたボールをハイ。と渡すこと!
ボン先輩?コレですよ…↓。見つけ出した後がね…顎の下をご覧ください。
「遊ぼうぜー!」
「イヤッホゥ!見つけたぜ!遊ぼうぜ!」って、遊ぶつもりで持ってくるから、始末におえません。…だいたい、まず渡さないし。ビスケットと交換条件にしても、前脚でボールを押さえて「ビスケットだけもらうぜ!」となるからあまり意味もない。
なんなの、もー。
ちなみに、ボン先輩は「探せ!」じゃなくて「Dov’é?どこ?」で探しに行きます。
以前、羊飼いに聞いた話ですが、牧羊犬も人間が教えなくても羊たちの仕切りをするそうですが(前世代が教えるらしい)、ブラッコは鳥専門の猟犬。「銃で打ち落とした鳥を取りにいき、”飼い主に渡す”」がしみ込んでいるようです。
実際、牛とか羊とかリスとか、動物がいっぱいいる田舎に連れて行っても鳥にしか興味を示さないんだそう。で、ボールを取りに行かせるだけだと本能が刺激されずにすぐ飽きるから、騙し隠すを今は楽しんでいるらしい。そのうち、猟に連れてくそうな〜。
ボン先輩は雑種だけど、混ざっていると思しき犬種チルネーコは、野うさぎ狩り犬。離島で野うさぎを見つけた時、うさぎと同じようにピョンピョン跳ねて追いかける姿を見た時(動きを真似して近づく。そして逃げられるw)「あー野うさぎ狩りの血が入ってるんだなー、一応」とは思いましたよ。
犬種問わず、犬も性格はいろいろ
アデルキ、カッコイイんだけど…、
ただ、、、
すごい気が弱いwww。
おーい、こっちにおいでー。
きゃっきゃドタバタするおっさん犬にビビって近づけずw。性格はね、どうにもならないですね。それぞれ個性があって良いです。
飼い主は、ボン先輩の性格(内弁慶で気弱だけど、リードをつけてると他の犬に大きく出るところとか、遊びたい時しか遊ばない自己中心的なところとか、楽しいと電池切れまで遊び続ける計画性のなさとか、オヤツをもらえるまで希望を失わないポジティブさとか)が、大好きです♪
もともとの本能を刺激する遊びは、犬も嬉しいですよね。ボン先輩ももうちょっと頭をひねるような遊びをすれば良かったかな〜。まだ間に合うかな?でもどんな遊びかな〜?まずは飼い主が頭をひねらねば…w。
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cane da caccia/segugio
カーネ・ダ・カッチャ/セグージョ
猟犬
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