真夏の太陽きらめく…美しいプラネータのワイナリーへ!

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先週末、名門プラネータ家さまの某取材で、シチリア島南西に位置するワイナリーにお邪魔してきました♪

 

空はブルーグレーですが、灼熱…の晴天。

 

ブドウもたわわ!


メルローです。これから剪定して、栄養を吸収していく房は、ぐんぐん色づいて…8末にはもう収穫できるのだそう。

シチリア、早っ!

オリーブももうすでにプルンプルンに実ってます。

美しいプラネータさんのキアラさん。

でも、ワイナリーの中は、涼しくてホッとします…。特に10度に保たれているスプマンテのエリアは、極楽。

こちら、シャンパーニュ方式で造るスプマンテ。

シチリアでは昨今スプマンテをどこでも造ってるって感じですが、

「北でしか造っていなかったスプマンテを、シチリアで造る。技術向上とシチリアのポテンシャルの見せどころ。」

と、先陣切って造り始めたのは、やっぱりプラネータさんでした。

シチリアワインブームの礎を築いたのもプラネータさん。

 

とかなんとか話を聞きながら、お待ちかねのランチ♪は、大きな栗の〜ではなく、イチジクの木の下で〜涼しげなアペリティーボをご用意いただきました。

いちいち素敵!

16世紀頃に始まったワイン造りを今も続けるウルモ・ワイナリーの”バリオ”を改装したスペースで、リコッタチーズやポモドーロ・セッコ、シャッカのアンチョビやナスのフリット、古代小麦のスフィンチョーネなどなど。

まさに頭上になっていたイチジク!

今年の初物でございます!

イチジクの季節は晩夏。でももう、なっちゃってるから食べちゃう。ってことですw。

そして、かつては馬・牛小屋だったところを改装したメインダイニングへ。

ここには、プラネータ家が代々使用していた家具を集めています。かつては馬・牛小屋とは思えない変身ぶり。石造りの家って真のエコだなって感じがします。

 

日本人はよく食べない。ことをよくご存知。大量アペリティーボの後だけに、セコンドピアットだけ・笑。

こちらもプラネータ家に代々伝わる家庭料理レシピから、「ファルソ・マグロ」と野菜とポテトのオーブン焼き。

「ファルソ・マグロ」は、赤身肉だけど中にチーズやらなにやらいっぱい詰まって、ぜんぜんマグロ(ライトカロリー)じゃないじゃん!という料理です。ファルソ=フェイク。

 

デザートは、再び外のテラスへ。

もーいちいち、素敵。

「ワインの木製ボックスに、ブーゲンビリアとローズマリーを適当にぶっさす。なんて素敵なアレンジ!」と褒め称えていると、はにかみ屋さんのキアラさんが「お客様を迎えるテーブルは、美しくなければならないって小さな頃から教わってきたから…」とはにかみながら答えてくれました。かわいい…。

日々美しいものを見て暮らすとやっぱり感性は自ずと磨かれるものなんでしょうねぇ。

しかし…一番心を惹かれたのは、このデザートで出していただいたアーモンドのお菓子。ヤバ美味っ!!!!ご近所のパン屋さんが作ってるドルチェだそうで、早速買いに行きましたが、お昼過ぎなのに売り切れでした!!!地元の人は、知っているのか…。

このドルチェ買うためだけに、わざわざ車を走らせてもいいかも。と思うくらい。(←それは、ミシュランのコンセプト)なんでもなーい小さな家族経営のパン屋さんでしたが、ぜひ、また行きたいものです。

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個人で行きたい方にこんなプランもありますよ。

”プラネータ”ワイナリー見学&郷土ランチ
シチリアを代表する名門ワイナリー PLANETA 歴史あ...

 

そうして取材御一行さまは場所を変え、さらに南にあるメンフィのフォレステリアへ…。

アンジェロ・コート東京のアンジェロさん(あ、逆かw)のインタビューをしたりなんかしたりしながら、暑い夏の1日を無事終了したのでした。

あー普通にここでバカンスしたい…。
シチリアの夏は、蛇の生殺しの季節ですよ…ええ。

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