どうも皆さま、ボンジョルノ♪
雨のサンタルチアでした。それでもちょいちょい晴れ間が出てくる変な天気。雨が降って晴れると、植物が「よしきた!」って感じにブワーっと一斉に生えてきます。
シチリアの冬の色は、緑。新芽が芽吹いて、いかにも新春の雰囲気。3ヶ月くらいずれちゃってるの?な感じの日本の暦があってる感じ。
雨がざんざか降って太陽が出ると…我が家のバルコニー菜園にも、新芽…というか新種が登場します。
植えた覚えのない植物たちが生え盛るバルコニー
ボン先輩の細い首越しに見えるのが、我が家のバルコニー放置エリア。「アフリカゾーン」と呼んでいます。
ピンキー母から強奪したwすべての葉を落としたプルメリア(放っておけば夏にまた花が咲くとのことなので放置)、妙なカタチのサボテンなど、あまり鑑賞する雰囲気でもないので放置しておいたら、知らないうちに植えた覚えのない植物が成長してました!
不気味なサボテンのロセッタ風の生物…。
種も苗も植えた覚えはない。でも…うすうす「…何か育ってるな…」とは気づいてたけど…不気味だからそのままにしてたら、めっちゃ成長してる!
その上…花?もつけている。
何これーキモッ!
咲くの?実なの?
なんなの?
プルメリアの足元には、クローバーとポルチェッラーナがぎっしり…。ほんっとどこでも育つポルチェッラーナ…。
参考ポルチェッラーナは食べられるらしいと知った鱒を撲殺した日のレシピ。

これらも一切、種も苗も植えてません。勝手に生えてくるのよ、奥さん。どこからか鳥か風が運んでくるのでしょうか。
熱も下げるシチリアの太陽と空気には何かある
こういう生物の様子を見ると、シチリアのご機嫌な太陽と朗らかな空気には、相当な栄養(?)が含まれているんだなと実感します。
いつだったか…取材中に38度の熱を出した時、取材先のホテルの支配人が「風にあたるのだ!」と海が一望できる丘(つまり吹きっさらし)に連れて行ってくれたことを思い出しました。
治るかっ!悪化するわっ!と半ギレしつつも押し切られ(←イタリアあるある)、太陽を浴びて風に吹かれていたら、不思議なことに熱が下がった…。
あのとき、「あ〜この太陽と空気には、なんかあるな」と思ったのよね。ローマに住んでたときだったけど、帰るのが惜しかった(ので、また来た)。
朦朧としながら眺めたシチリアの海の碧いきらめきは、今も鮮明に覚えています。私をここで生かす原風景ってヤツかもしれないのぅ。。。
晴れた日は太陽と風セラピーで今日もご機嫌
テキトーに種を蒔いた「アリッソ・ナーノ」も快調にワサワサ満開。ボン先輩の攻撃にも耐える力強い雑草系(ちなみにハイビスカスも咲いてます)。
丈夫だなぁ。
コロナが開けたら、この素晴らしいシチリアの太陽と風を浴びにぜひ来て欲しいものです。すごい元気になるから!
「んだんだ。元気になるさ〜ね〜」
と、長老も申しております。
今日からイタリア全土がほぼイエローゾーンになりました。で、21日から州境封鎖でしょ。ってことはつまりアレよ、「今のうちに帰省して!」ってことなわけよ…。1月第3波確定コースかも〜?ひ〜!
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solare
ソラーレ
「太陽の」「光溢れる」など太陽に関する形容詞ですが、
「楽観的な」「陽気な」など性格を表す時にも使いますよ。
Bon ha un carattere solare.
ボン先輩は、陽気な性格だね。
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