イタリア名画イル・ポスティーノのロケ地でボン、風の音を聞く

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エオリア諸島サリーナ島は、あの名作映画「イル・ポスティーノ」のロケが行われた島。強烈な断崖絶壁(とクラゲ)のポッラーラ地区に、

断崖絶壁が過ぎるキラキラの海でボンの野性の勘、光る
サリーナ島にはビーチがちらほら点在しています。グラニータ...

マッシモ・トロイージ演ずる郵便配達のマリオが郵便物を届ける…パブロ・ネルーダの家も残っています。



静かに耳をすませば、海のきらめく音が聞こえる

断崖絶壁の坂を登り(降ったので…)「マッシモ・トロイージ通り」から門をくぐると、ジャングル…。

虫除けスプレーを全身にまぶして進むと、

あの家があります。

パブロが暮らした家にちょいちょいマリオ(マッシモ・トロイージ)が訪れた家。

イル・ポスティーノは大好きな映画のひとつ。パブロとの交流で、島の外の世界と共に、内側の世界を広げていくマリオの成長と悲劇と友情と愛が描かれた映画で、南イタリア独特の美しい空気感、島暮らしの切なさがたまりません…。

ほぼ廃墟?のようになってましたが、2年くらい前まではバカンスハウスとしてレンタルされていたとか。ほんとか?!ってほど寂れてましたが、典型的なエオリア建築の造りは健在でした。テラスに雨水を貯める貯水槽からの汲み出し口(ボンさんが立ってるちょい前のところ)や流しなんかもあります。

テラスのベンチからは、(ピンキー(夫)とボンさんが大好きな)フィリクーディ島が見えます❤️。


ボン先輩のインスタグラム
より

「風が気持ちいいぜ。。。」

暑いですが、日陰は涼しい…いつも風が吹いています。エオリア諸島は風の神アイオロスの島々。

映画の中でとても印象的だったのが。「島で美しいものを伝えて」と言われたマリオが、やがて島を離れ、疎遠になった友人パブロに送るために「島の美しいもの」を録音するシーン。

風の音、波の音、漁師の網が軋む音、教会の鐘、そして満点の星空…。

思い出すだけで泣ける!…何もなくて、そういうものが本当に美しいんだもん、この島。わかる、わかるよ〜マリオ!

遠く、近く、強く、弱く…。
時々、波音を運ぶ風の音。
ボンもそんな島の風の音を聞いています。

静かな心でよくよく眺めてみれば、満点の星空もチラチラときらめく海面も音がしているんですよ、きっと。

あまりにも名画なので、機会があったらぜひ!

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