コオロギパンの衝撃…イタリアでもコオロギ粉が話題

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どうも皆さま、ボンジョルノ!

週末の朝、twitterを見ていたら、PASCOのパンにコオロギの話題を見かけましてね。うっかり検索しちゃって、いや〜驚きましたよっ!

1本あたりに100匹分入ってるらしいバゲッド製作中の動画も見ちゃって…バクバクしましたw。一応、リンク。怖すぎるー。

世界で話題の昆虫食、日本では早くも一般的に売られているんですねぇ。

はて、イタリアではどうなんだろう?

欧州では1月末からコオロギ粉製品の販売を許可

と言うことで、ちょいと調べてみました。

まあ、最近イタリアでも、“コオロギ粉”の話がチラホラと、話題に出てきていたのですが…どのニュースも様々な角度から撮ったコオロギのリアルな写真をガッツリ使用していて…気味悪くて開けず。

…ちゃんと読めていなかったので、勇気を出してクリックしてみたって感じですw。知らない間にうっかり食べちゃったらイヤだし、どういうことになってるか知っておきたかったし、良い機会かな、と…。

で、一番コオロギ感の薄かった(開いてすぐ閉じなくても済んだ)WIREDのイタリア語版から!さすが、おしゃれテックマガジンね。ガッツガツにコオロギの写真を載せてるメディアと比べてとても品が良かったから、リンクに飛んでも大丈夫だよー。

▼それでもコオロギ画像はあるので、我慢して読んだ記事その1

2023年1月24日から、欧州全体でヨーロッパイエコオロギを使った製品が自由化。

コオロギの部分的脱脂した粉末は、2022年春に欧州食品安全機関に承認された。黄色ミームワームとトノサマバッタに続き、欧州の食卓に上がる3番目の昆虫食品となる。

環境への影響を少なく、また低コストのタンパク資源として、欧州の食品市場への供給が、これら昆虫食品の共通の目的だ。

昆虫食の承認は、2018年の欧州共同体食品規則の更新によって、EUの高い安全食品基準を維持したまま、簡易迅速化が可能になった。新しい食品を試すかどうかは消費者次第だが、新しい食品として、また欧州以外の国の伝統食として、人間が食べても安全な食品として承認されたわけである。

安全基準をクリアし、欧州での製品化の許可が与えられたのは、ベトナムのCricket one社のコオロギ粉。今後、参画希望の企業も同様な安全基準をクリアする必要がある。コオロギ粉は、パン、クラッカー、シリアル、ビスケット、パスタ、ピザ、スナック、ビール、チョコレートなどに使用される。

全国直販農家連盟の調査によると、イタリア人の大多数はこれらの食品の導入に反対。回答者の 54% が反対、24% が無関心で、賛成と答えたのは 16% だけだった。

とりあえず、安全ではあるらしいですが(やや疑惑w)…使用するコオロギ粉はなんでも良いわけではなく、安全基準をクリアしたものじゃないとダメなようですね。そりゃそーですね。

今のところ、使用できるコオロギ粉は、ベトナムの1社のみ。さすが期待のフロンティアマーケットってところでしょうか。

うっかり食べることはなさそう!

続きまして、コオロギ粉製品について知っておくべきこと。もご紹介。

▼我慢して読んだ記事その2…でも、コオロギ多数!ぎゃー

食品に隠されたコオロギはいない

広まったデマとは対照的に、企業やレストランは、コオロギ粉を含んだ商品を密かに提供したりはしない。何しろそれは、かなり高価な素材だから。コオロギ粉は、現在の価格で200gあたり15ユーロ。

また、コオロギ粉はアレルギー反応を引き起こす可能性がある。特に、甲殻類、ハウスダスト、場合によってはタコ、イカ、貝類などのアレルギーのある人は注意が必要なため、欧州およびイタリアの基準に基づき、他のアレルゲン表示同様、ラベルやパッケージに必ず表示しなければならない。

コオロギ粉の生産方法

欧州内で販売される製品に使用されるコオロギ粉は、ベトナムのCricket one社のもののみ。生産はロックニーン市近郊。農業開発省の検査認証を受けた自社施設で飼育、収穫、加工が行われている。

生産プロセスで、殺虫剤、抗生物質、溶剤、成長ホルモン剤は不使用。飼料は植物由来100%で、幼虫から完全に成長したら、24時間の絶食期間を経て、マイナス18度まで冷却し、収穫する。

収穫後は、流水と塩水でなんども洗浄し、異物を除去。100度の水で最低3分煮沸し、完全に滅菌してから脱水、さらに油分を取り除き、粉砕、ふるいにかけて製品化される。

きちんと表示されるようで、良かった!

うっかり食べちゃったらどーすんの(怯)?と言う恐怖は、とりあえず消えました…ホッ。

コオロギは、イタリア語でグリッロ grillo。ですが、アレルゲン表示にはAcheta domesticus と学名で表示されるようなので、表記チェックの注意は必要かもですねー。

わたくし、ハウスダストのアレルギーがございますゆえ、食べたら危険なようですので、食べられなくて残念!などとは、まったく思わないし、アレルギーなくても食べる気はまったくないので、栄養価についても記載がありましたが、興味が湧かなかったので訳してません。興味ある方はリンクから飛んでみてね♪

イタリアでもパンやらバーガーやらスナックやら…

すでに、コオロギパンを作っただの、コオロギ粉食品のスタートUPの会社がスナック販売始めただの、コオロギバーガーが登場しただの…ちょこちょこニュースがあります。

また、コオロギニョッキやコオロギタリアテッレのレシピなどを紹介しているサイトもありました。SNSなどでは、結構ボロクソに言われてる。

イタリアではそんな感じで…、極度に健康にこだわる人とか、新しいものを取り入れるのがファッションだと思っちゃってる層とか、ネタ的に一発やってみたい人だとかが勝手にやってることだから、今のところは、なんか…影響少ないですけども(そのうちバリラ社あたりがなんかやりそう)

PASCOのような日常でよく見る大手メーカーが、唐突に「バゲッド1本に100匹」はちょっと衝撃が大きすぎて、次帰国した時も超熟を手に取りつつ、(いくら入ってないとはいえ)コオロギが脳裏に浮かんで、棚に戻してしまいそうだなーと思いました。

企業理念に賛同できないと不買運動も起きてるそうですね。生乳廃棄におから廃棄で、コオロギのゴリ押しは何故?そりゃ不買運動も起きるわね…。まあ、積極的に参加しなくても生理的に無理ってなる人も多そうだけど。

しかも100匹とかって、具体的な数字いるw?!あ、日本ではコオロギ粉は国産なんですかね?超熟は国産にこだわってたし、やっぱり国産コオロギ粉なんでしょうか。

まあ、コオロギの前に、廃棄してる生乳でタンパク質摂りたいと思う人が、世の中の99%くらいなんじゃないかな〜などと、勝手な想像しながら…今日はこの辺で。

▼コオロギ話第2弾

では、美味しい小麦粉のパンで、
良き火曜日を!
Buon martedi!

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