本で記憶の扉が開く…”ブックカバーチャレンジ”がなかなか面白かった件

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

もう…5月ですな。1月後半に帰国した時から5ヶ月も…コロナ、コロナの2020年。毎日怒涛のニュースに晒されてますね〜。

今日、え?!となったニュース
・イタリアの超感染地域のベルガモ界隈で抗体検査をしたら60%が陽性だった(軽症や濃厚接触者でPCR未検査だった人限定でしたらしいので、そりゃそーでしょうよ)
・コロナ羅患者全員に抗体ができる検証結果が出たらしい(from中国)
・イタリアでは多分12月にワクチンがスタートするらしい
・イギリスが自宅での死亡者も計上し始め爆増
・アメリカを中心とした8カ国が中国に1京以上の賠償請求!

なかなか刺激的(…日本の検査数が少ない情報はもう驚かない…)。

ま、そんな感じでハラハラ疲れる情報過多の日々の中、#ブックカバーチャレンジ なるものをやって、やっぱり本は良い。と再認識しました。



過去の愛読書は、過去の自分…

SNSの#リレー的なものに対して(バトンを渡すとかゆーやつ)、どっちかというと細目で眺める方だったのですがw、今回、バトンを回していただいた「読書文化の普及に貢献するための7日間ブックカバーチャレンジ」は、興味深かったので参加してみました。

愛読書を毎日1冊ずつ、表紙だけアップして次の人に回す〜というコンセプト。FBでやりましたけど、TwitterやInstagramでも回ってるし、#BookCoverChallengeは、世界中でやってるようです。

1.  シチリアに暮らすものとして読まねばならぬwゲーテの『イタリア紀行(中)』から始まり、

2.  私の座右の銘「すべての旅は自分へとつながっている」をいただいた『エグザイルスーロバート・ハリス著』。

EXILEじゃないよ〜エグザイルスだよ〜。俺はやから色だけどな

 

3.  それからやはり、この写真集『AnthologiaーLetizia Battaglia著』

80年代の暗黒時代のパレルモのマフィア絡みのさまざまなスクープ写真をまとめた貴重な一冊。

えー!日本のアマゾンでも売ってる!驚いた。

4.  JIN-仁-を見直してから、最近また読み直して笑った…w。
ニッポン仰天日記ーゴードン・スミス著』。

5.  それからタイムリーな『カミュのペスト』世界の不条理とそれを前にした人間の感情はたいてい文学の中ですでに説明されているもので、それを読むと「あー人間って変わらない」「あるある、そういうこと!」と共感して安心したりできたりするもんです(3月に読んでおかげで落ち着きましたw)。

6. そして漫画もOKとのことだったので、これ〜!名作『伝染るんですー吉田戦車著』。Kindle版も出ていることを今回知りました。

好きすぎて、大学時代に“言語機能と非言語機能ーマンガ『伝染るんです』にみる言語機能の限界ー”などという小論文を書いてA判定をもらったことを思い出しました。

7. で、最後はやっぱりこれ。パレルモを舞台にした『山猫ートマージ・ディ・ランペデゥーサ著』をヴィスコンティの映画もセットで❤︎。

パレルモ暮らしはこれを読まないと始まらない…

もっと紹介したい本はあったのだけど、なんとなくこんなラインナップになりました。

香りで記憶の扉が開くように、本も記憶の扉を開けますな〜。

本にまつわる話なども書きつつ、いろいろ読んだ時のことなど思い出し、また再発見や出会いもあって、なかなか面白い1週間プチ企画でございました。SNSもたまには役立つw。

限定された情報(本)から感性に刺激を受けるのと、ガンガン入ってくる情報に刺激を受けるのとでは、ココロの疲れ方がまったく違いますね。せっかくじっくり本を読める時間が取れるのだから、もっと読書しよーっと。と改めて思いましたよ。

コメント

  1. 田中典子 より:

    このラインナップに「ローマの平日」が入ってないのはなんでやろ?
    こんな時にこそ読み返したい1冊やのにぃ!
    ・・・って言いながら堪忍です、以前も買って読んだんと違ごて
    図書館で借りて読ましてもろたんやった(笑)

    • sawabon より:

      >田中典子さま

      いやいや、それはさすがにちょっと照れますよ〜^^;。
      (次にバトンを渡した担当編集さんが出してくれてました(ToT)w)
      あ、まだAmazonで買えますよ(中古で)w!

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