どうも皆さま、ボンジョルノ♪
おじいちゃん松、あ、違う。オリーブの木を眺めながら、【国内初】犬2匹が新型コロナ陽性とか読んじゃって…「ぬあに?!」とガバッと起きて、カフェを飲む。
いや、別にそんなに驚くことでもないんですけど、なんとなく日本の情報には過敏。ホントにも〜コロナ、いい加減にして。
パレルモで”濃厚接触者のペット”も検査へ
アメリカとかベルギーとか、犬猫に感染したニュースは見かけます。4月にレッドゾーンに指定されたヴォーという町で猫に大規模検査したり、最近、イタリアでは犬猫の抗体検査も実施されましたが、まだまだ不明な点は多いですね〜。
そうそう、ちょうど先週末パレルモで、ペットもPCR検査をしっかりすることになった記事が出てました。
ワンコのグルーミングショップで店員2名の感染が確認。感染の拡大を防ぐために、ワンコも徹底的に検査だ。
感染は店員のうち1名が、味覚・嗅覚に異常を感じ、パレルモのCOVID HOSPITALであるチェルベッロ病院で検査を受けたことで発覚。ただちに隔離入院となり、接触者の追跡によってもう1名の感染が確認された。現在もショップのあるエリアで接触者を追跡中。
ショップはすでに消毒済みで、顧客の滞在時間も短いため、感染が広がる恐れはないが、今回のニュースはすっかりコロナが収まったと安心仕切っているシチリアで、再度警戒を促すことになるだろう。
現時点でペット-ヒト間の感染に関する科学的エビデンスは不足しているため、パレルモ保健局では獣医予防学部門の医師と共に、データ取得のために店舗の動物たちの検査を実施する。
現在、人→犬猫に感染するケースはあっても犬猫→人への感染はないそうですが、ロックダウン中の4月中旬にイタリア保健省から「人畜共通感染症は存在します。まだコロナでの症例が少なくエビデンスがありませんが、常に注意は必要です」と発表されています。
イタリア高等衛生研究所がおすすめする毎日の感染対策
イタリアのコロナ感染対策を担うISS(イタリア国立高等衛生研究所-イタリア保健省管轄)によれば、「犬、猫、フェレットなどが人間との接触で感染する症例があるが、現在までに鳥類、爬虫類、両生類、魚には感染していない」とか。カエルやワニ、金魚などを飼ってる方は大丈夫そうですね!
ISSおすすめの毎日のケア
犬猫などのペットは、人間に接するのと同様に感染予防が必要です。
・ペットと接する前後はよく手を洗い、アルコールジェルを使用しましょう。ハウスの掃除やペットの食器を触る時も同様です。
・いつも以上に洗わないで。洗う時は、中性シャンプーか獣医師が推奨した物を使用しましょう。
・散歩から帰ったら、体と足、肛門付近もキレイに。水と中性石鹸か専用洗剤で。漂白剤はダメ!死にます。
もしあなたが感染疑惑、検疫中、陽性だったら?
・接触を避け、必要に応じて信頼できる人(家族、ご近所、ボランティア)にお世話を任せましょう。
・もし頼める人がいなかったら、マスクと手袋を使用してお世話します。
・猫用出入り口は閉じ、犬の外出も出来る限り控えましょう。ペットの健康を守りましょう
ペットたちが健康であることは、彼らにとって、そして私たちにとって重要です。もしペットに健康不安があるなら、すぐに信頼できる獣医に連絡をとり指示を仰いぎましょう。与えて良い薬は獣医が処方したものだけ。コロナから守るために、未承認の薬を与えるのはダメです。
※ISSのペットのコロナ感染対策レポート全文はこちらです。
ワンニャンがコロナに感染した場合のケアについては…まだ症例が少ないからか、紹介はされていないですね。とあるサイトによれば、対処療法。人間と同じです。
先週、アメリカのコロナ陽性が確認されていたバディくんが亡くなったニュースもありました。ガンも患っていたそうなので死因は不明。犬猫はコロナの抗体が素早く作られるらしいですが、ボン先輩も気をつけないと…。
一応、ボン先輩も手洗いとワンコ同士の密は避ける様にしています。でも飼い主とのソーシャルディスタンスは難しい!
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