パレルモのポリテアマ劇場前に観覧車?!賛否両論を生んだ”アペロール”イベント

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

この週末、グリーンパス(ワクチンパス)反対デモが起きたローマやミラノでしたが、パレルモは何やってたんだ?!といえば…、観覧車でウェーイでしたwww!

平和な街です…。

美しいポリテアマ劇場の前に突如出現した観覧車

土曜日の夜、友人カメラマンの個展オープニングイベント帰りに通りかかると、雨模様の夜空に浮かび上がる観覧車。

イタリアの有名飲料メーカーのカンパリ社のアペロールのアペリティーボを楽しみながら、(なぜか)観覧車に乗る。というイベントでしたw。

ポリテアマ劇場前は、散歩でもたまに通りかかりますが広〜い広場になってまして、クリスマスツリーを飾ったり、

ゆる〜いパレルモのクリスマス♪ 街を代表するツリーの迷走っぷりがすごいっ!
どうも皆さま、ボンジョルノ! 特別な2020年の年末年始...

コンサートやデモをやったり。なんだかんだとイベント会場に使われる場所なのですが、そこにドーンと観覧車(アペロールのロゴ入り)。

まあ、ちょっと謎風景ではありましたが、広場はオレンジ色のアペロールを楽しむエリアもあり、雨なのに大盛況。観覧車もすごい行列でした。コロナは終わったのだな…うん…。



日曜日の朝に見かけた撤収作業

空いてたらボンさんと乗ってもよいな〜と通り過ぎ、翌朝、日曜日。

そそくさと撤収作業中。

歴史的モニュメントと急な観覧車の謎風景は、日曜日で見納めとなりました。

歴史モニュメント×観覧車、この風景は是か非か

ところで、どうですか?この風景。

イベントの決定までには、結構な是非論が溢れてましたよ。

「キッチュ過ぎる」「ブサイク」とかとか。まー確かに美しくはないし、急になんちゃらランドっぽくなっちゃうってのはありますがね(その前にゴミを拾え)。

La ruota panoramica ha l'ok della Sovrintendenza, ma la Campari pagherà per restaurare un monumento
Per superare il vincolo che ...

結局、主催者(カンパリ社)が歴史遺産の完全な修復と清掃まで責任を負うことで手を打つと共に、「日常使いをしているポリテアマ劇場前広場を視点を変えて眺めることで、自分たちの街の宝物に気づき、改めてその文化的な価値を知る良い機会」ということで、文化遺産省シチリア局が許可したそうですが、若者がそんな意図を汲んでいたかどうかは不明w。

ほら…ポリテアマ劇場にそのままゴミが放置してるし(清掃もカンパリ社で!)

数百年前から、商業イベントというものは存在していたそうですけれど、その街のムードや街並みと調和するように開催されるものだったなんて話も聞きました。

たしかに、アペロール観覧車とポリテアマ劇場…合わない。今の時代の同じフォーマットを使い回すスタイルは、強引なんだなー。なんてことに気づかされますが、かといって、いちいち変えてたらコストが合わない。じゃ〜やらなくてもって話も出るし、業界的にはやりたいし。ってな感じ。

(4日間だけだし別にいーじゃんみたいなことでも)それぞれが意見をもって喧々諤々が繰り広げられるのは、良いなぁと思ったりもしました。

まあ、美観がーというなら、まずその辺のゴミを拾え!ってところですけどね。

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