シチリア食い倒れツアー2018の最後の訪問地、シラクーサで訪れたランチのお店♪のこぼれ話です。
▼シチリア食い倒れツアー2018レポート
懐かしのシラクーサのトラットリア、最初で最後の一人旅の思い出
生まれて初めてシラクーサという地に降り立ったのは、1998年。いや、99年だったか。ともかくシラクーサが世界遺産に登録される前(登録は2005年)のことです。
多分、最初で最後wの一人旅になるであろう旧市街オルティージャ島は、当時ボロッボロで…ほぼ廃墟が並ぶようなありさまでした。
今は、キラキラなのに。まだ通貨もリラだったあの頃…。なぜ投資しなかったのか?!「Vendesiの張り紙祭」だったのに!今も悔やんでいますw。
窓も壁も壊れた半壊の建物の合間の路地を、恐る恐る歩いていると、とある建物の奥から漏れ聞こえる人の声。…TV?え?ここ住んでるの?!と、カルチャーショックを受けつつ歩く町。
ドキドキしたけど、出会う人々は誰もが親切で(というか、ほぼほぼナンパ)、しつこかった!ことを覚えていますw。美術館でも遺跡でも、ずーっと後をついてこられて怖かった。
結論として、「3千年前から衰退の一途をたどるシラクーサの人々は、ホルモンバランスがちょっとおかしいのかもしれない」と日記に綴ったりもしました。
そんなシラクーサの街で、ホッとできたのが、ここLa Fogliaだったのでした。
吸い寄せられるように訪れたトラットリアが大正解
ビクビクしながら歩いた旧市街に、オアシスのように輝くお店。入り口で、ひと目惚れでした。
ネットもないし、情報誌もなかったのに…よく見つけたな〜と自分で自分の嗅覚に感心しましたよ。
お店のオーナー夫妻は、まともな方々でw(ナンパしてこない)、ゆっくり落ち着いて食べたイワシが美味しかった…(涙)。
シラクーサの海のもの、東側の山のものなど、郷土料理をオシャレで個性的な盛りでいただけるお店でうす。
不思議さは、否めない。魅力溢れるインテリアとトイレ
さりげなく家族経営で、全面的に料理を担当しているお母さんもお元気そうだし、
お父さんも変わらずおしゃれでお元気そうでした(あー横目になっちゃった…)。
ん?変わらず?…それは、おかしいですよね?
だって、もし今、60代だとしたら20年前って40代。当時60代なら、80代。変わらずってどういうこと?!年齢不詳過ぎですよねw。
やっぱり不思議なお店だったか…。そう、不思議な雰囲気が漂ってるお店なんですよ。
…トイレも。
一人で待つのが、怖すぎるw。
でも、またシラクーサに行ったら、もれなく行くんですよ、絶対。だって呼ばれてる気がするんだもの…人形たちにw(ウソ)。