日本人がハマる!パスタ・アッラ・カレッティエーラの醍醐味と無責任レシピ

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

今年に入って、ようやく(?)パレルモにも旅行者が戻ってきたようで、なんだか毎週な感じで地元のコテコテ食堂トラットリアにご案内しておりますよー。

▼しばしばお邪魔してるお店はこちら。オススメ!

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日本人はだいたい皆んな好き?スパゲッティ・アッラ・カレッティエーラ

改めて感じるのが、皆さん、総じてカレッティエーラがお好きってこと。

シンプルな”スパゲッティ・アッラ・カレッティエーラ”は、讃岐の”かけうどん”の世界観

私も、出会った時には、「ナニコレ〜♡」と目がハートになったので、気持ちはよくわかりますw。

なんで、日本人がこんなにハマるのか…。イタリア旅行で繰り返される濃厚なトマト味に、いい加減飽きてきたところ…のさっぱり風味。だからかな?

なにしろシンプルで、それも日本でもお馴染みの材料ばかりを組み合わせてるから、五臓六腑に馴染みが良いのかも?しれません。

カレッティエーラとは、馬車の御者の意味で、アッラ・カレッティエーラは御者風パスタ。ざっくり言えば、御者が旅の間に手に入るもので作ったパスタってことです。

▼昔書いた記事ですが、名前の由来の詳細をどうぞ!

それは、日持ちするニンニクと、その辺に生えてるwイタリアンパセリ、何はともあれのオリーブオイル。これだけを使ったパスタ、いかにもさっぱり感が漂いますよね(オリーブオイルはさっぱりカテゴリーw)。

カレッティエーラは他種あり、ここでご紹介しているのは、パレルモ流。シチリア東岸や内陸部は、トマトや唐辛子が入ります。トスカーナ流も有名ですが、これもまた違うレシピ。

ニンニク、イタリアンパセリ、オリーブオイルの組み合わせ

ところで、この組み合わせって…”アレ”を思い出します(長年読んでくださってる皆さまは、ピンとくるでしょうw!)。

これです、コレ!アッチューゲ・アル・ヴェルデ!

ピエモンテ料理の「アッチューゲ・アル・ヴェルデ」も、イタリアに来てくれた皆さんにご紹介すると、概ね「ナニコレ♡好きー!」となって、ハマる人続出の一品です。

▼好きすぎるアッチューゲ・アル・ヴェルデ。今日もこのあと作ります。

これも、ニンニク、イタリアンパセリ、オリーブオイル。に、アンチョビ。まあ、メインはアンチョビですけど、ニンニクとイタリアンパセリが良い仕事するんですよ。

つまり、この3つを組み合わせると、日本人の味覚に訴える化学的な反応が起きるんでしょうか?

日本人って主語を大きくしてしまいましたが、「青魚好き」「臭いもの好き(主にニンニクと臭いチーズ)」の日本人に限定しておきますw。ちなみに、そんな日本人は、ワインの好みもだいたい同じで、白ワインはカタラット、赤ワインはネレッロ・マスカレーゼが好きな人が多いです(さわぼん調べ)。

カレッティエーラの醍醐味は、最後の”スカルペッタ”

モッチモチのパスタに、シンプル具材のソースを絡めて、さっぱり美味しいカレッティエーラ。実は、最後に残る、ニンニクとイタリアンパセリの香るオイルも、また、たまらないんですよ〜。

焼きたての香ばしいパンに、しっとり吸わせて…く〜んまい!炭水化物ラバーは止まらなくなるでしょう(危険)。

どこにもピントが合ってませんがw…先日のドン・チッチョでのスカルペッタ。

スカルペッタは、お皿に残ったソースをパンで拭うこと。お行儀が悪いとされているので、庶民的なトラットリア以外ではやらない方が無難です。

すっかり日本で市民権を得たアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ同様に、シンプルなパレルモ流カレッティエーラも、おうちで作りたいパスタ。ですが、決め手はオリーブオイル。

極ウマのオリーブオイルが必要です!

あ、レシピ。

パスタをアルデンテに茹でてる間に、ニンニクとイタリアンパセリをみじん切りにして、たっぷりのオリーブオイルと和える。以上ですw!←乳化とか、いちいち気にしない。とは現地シェフ談w。

匂いがきになるときは、ニンニクを先に茹でておくのもアリだそうです(これも、現地シェフ談)。私は、軽くフライパンでオリーブオイルを熱して、ニンニクに火を通す派。シンプルな料理だから、それこそ人の数だけレシピはあります。最適解を見つけてね!

ではでは、どうぞシンプルな良い金曜日を!
Buon venerdi!

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