イタリアの洗濯機は３時間かかる？！温水で洗うドラム式が主流

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

雨が降ったり止んだり。不安定なお天気ですが、晴れた時の青空の輝きたるや。今日は思わず、見とれてしまいました。天高く馬肥ゆる秋ですな。

見とれてる場合ではなく、急いで帰って洗濯しましたｗ。

イタリアの洗濯機は時間がかかるのがデフォルト

白もの、薄い色もの、濃い色もの、デリケート素材…etcと、いちいち分別して洗うので、いつもどれかが溜まってる状態w。夏だと半日で乾くので、ガンガン洗えるんですけど、不安定になるとお天気の様子を見ながらなのでねぇ。←主婦してます♪

そういえば、先日、日本から来ていたお友達がエアーB&Bに泊まって、

「洗濯機が３時間終わらなくて…」

と、心配になりつきっきりで見ていたそうなwww。

そう、イタリアの洗濯機、時間かかるんですよねぇ。

なんかそういう記事を昔書いたことがある気がする…。

それは、結構な温度で洗うから。そして、洗濯機自体がお湯を沸かすから。←電気代かかるー！というのが理由のひとつですね。

我が家の洗濯機は、BOSCHの今年モデル。ドイツ製です。つまり、イタリアに限らず、欧州界隈では同じ感じですね。

40〜60度のエコモードでだいたい３時間強

簡単に、どんな機能があるかというと…。

一番下は、脱水/排水です。改めて見るとコットン洗いのこだわりがすごいですねw。

素早いモードやデリケート以外は、だいたい２〜3時間。90度は４〜5時間とか出ますから震えますｗ。夕食の後に始めたら、洗い上がりは明日ですよ、明日。

我が家では、少なめの時は素早いモード（時間は勝手に決められる）で、主にエコモードばっかり。コットンも化学繊維も一緒くたですけど…色は厳密に分類してます。やはり30度超えると色落ちがね〜。

そもそもなぜにこんなに温度を上げるのか、といえば、硬水だから。水に含まれるカルシウムで洗剤の洗浄能力が阻害されるのを、温度を上げて活性化ってところですね（ざっくり）。

大学の卒論テーマは界面活性剤の生分解研究でしたー。元祖理系女子w！

テーブルクロスのトマトソースやワインのシミも、90度で洗うと真っ白〜になるので、熱の力はすごいもんだ。と感心しますが、滅多なことでは使いません。布も痛みそうだし。

ちなみに、いつも使うエコモードは40〜60度と幅がありますけど、勝手に決められるから実際のところ何度で洗ってるのかは、不明。。。「40度でお願い」と念じながら、スタートを押してます（洗濯機に対して無力感ｗ）。

パンパン！してから干さない人が多い

エコモードの温度は、無力感ｗを感じますが、脱水の回転数は選べるので選んでますｗ。

600〜1200から、主に800〜1000をセレクト。

と、いうのも、1200まで回転数あげると、極度に脱水されちゃって、シワがすごい。洗濯機から出した時に、すでに乾いてる？くらいにパリッパリになるので避けてます。

イタリアでは、洗濯機から出てきたシワッシワのまま干す人が多くて、乾いたときもシワッシワ。

有名な話で「イタリア人はジーンズやパンツ、靴下までアイロンをかける」というのがありますが、あながち嘘でもなく、片っぱしからかけるお家はあります（だいたいお手伝いさんがやってる）。

…シワシワで干したら、そりゃシワシワだろうよ。ってなもんで、それでアイロンって…効率悪くないっ？！と、どうしても馴染めず（馴染む気もないけど）。

イタリア在20余年、徹底的に日本式にこだわり、干す前にたたんでパンパンッ！やってます！←これが機能するのが1000回転くらいまでなのよ。

あ、あと回転数に限らず、硬水のせいもあって全体的にはゴワゴワに仕上がりなので、柔軟剤もマスト…。柔軟剤嫌いとしては、これも納得いかないまま数十年ですw。香りが残るヤツはもーほんとダメ。

まーでもドラム式で温水、すっごい時間をかけて洗うだけあって、まーよく落ちる（色も落ちるｗ）ので、洗濯自体は好きですけどね。

エアーB&Bやアパルタメントタイプのお宿が人気なので、もし洗濯機を使う機会があったら…何はともあれ色分類、温度、回転数にお気をつけくださいね〜。あ、コインランドリーは迅速洗いで30、40分で洗えるタイプが多いかもです。

ではでは、ガンガン洗濯して良い土曜日を！
Buon sabato!

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