ラグーザお玉に想いを馳せて…行くたび泣けるパレルモの植物園でアペリティーボ

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

朝晩は、コットンの長袖カーディガンを羽織りますが、太陽が出てる時は暑い。そんな季節になりました。

ちょいと爽やか〜な場所へ行ってきたので、酸素をおすそ分け!(写真から大量の酸素を感じていただければ幸いです^^/)

パレルモの植物園は絶大な穴場

パレルモには、世界遺産から巨大市場、近代マフィアゆかりの場所までw、見どころがたくさんあるんですが、そんな中でもお気に入りのスポットがこちら。

パレルモ植物園〜♪(タケコプターの口調で)

隣には、ゲーテも通った素敵なジュリア庭園がありますよー

まあ…植物園って地味だしw、植物好きじゃないと「で?」って感じのところではあるので、多分…日本からの観光客は行かないであろう場所ですが、なかなかすごいんですよ、これが。

1795年開園で、世界中からの植物が8000種類(だったか?)が生息するヨーロッパ最大級の規模。パレルモ大学の研究施設でもあります。

1500年代頃からの標本など、コレクションも…っていうか、館内が可愛い!

庭園広場でイベントが開催されたり、カフェもあるし、ちょいちょいお邪魔してます。

日本人的に見どころは、やはりラグーザお玉さんゆかりの蓮池?!

竹やぶがあったり、桜の木があったり、和な感じの植物もありますが、やはり必ず見たいのはコレですよ、コレ。

「蓮の花の下には、レンコンが埋まっている」…と梶井基次郎も言って…ませんw

150年前に芝公園からパレルモに嫁ぎ、日本食に苦労したラグーザお玉さんという方が、明治時代のにいらっしゃいましたがね…、

「蓮の根が食べたくて、植物園の園長さんにお願いして根っこをもらった」という蓮の池なのです。

こっち?こっちの蓮かw?!

「はぁーココかー…良かったね、お玉さん…(涙)」と、ココに来るたび、見ず知らずの150年ほど前のお玉さんに想いを馳せるのが(私の)習わしですw。

ヘンテコな植物も盛りだくさん

植物園なので、蓮以外の一応植物を見てみると、珍しいものも多々あり興味深いお散歩ができます。

幹にトゲトゲのあるトックリキワタ
葉っぱに花が咲くカンキチク

取材でもないので、「ふーん」「へー」とか言って通り過ぎ、何ひとつ名前を覚えてなかったのでググって検索しましたが、日本語名は合ってるだろうか…。トックリキワタは、街路でもよく見かけます。ピンクの綺麗な花が咲き、プクッとした実ができて、割れるとコットンが出てくる謎の木です。

植物園内のカフェも好き

そして最後は、ラグーザお玉さんの苦労を偲びつつ、酒ですw。庭園内のカフェでひと休みついでのアペリティーボ…(←これが目的)。

蚊が大量発生してたので、お店の人に蚊除けスプレー借りました

苦悩するほど暑くもなく、寒くもなく。お玉さんほど日本食に苦労せず、納豆も作れるし…良い季節ですな〜と、余裕で緑に囲まれてリラックスしました♪

ではでは、どうぞ良い木曜日を!
Buon giovedi!

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