どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
「カットは絶対日本じゃなきゃ!」と頑なに過ごしていましたが、パレルモには優秀な美容師さんが多いと知って以来(←主観)、おかげさまでイタリアでも美容院に行けるようになり、早数年が経ちますが、未だ解けない謎がございます。
▼美容院をめぐる冒険はこちらから(まとめ)
それは、ピエガ。というもの。
ピエガとは、なんなのか
カットは、イタリア語でタリアTagliaで、料金体系は基本的に「Taglia e Piega(タリア・エ・ピエガ) 40ユーロ」などとなっています。
日本でいうとこの「カット&ブロー」とか「カット(シャンプー・ブロー込)」のようなもので、タリア・エ・ピエガは「カット&ブロー」ってところでしょうか。
ピエガPiegaは、イタリア語では「折る」「線をつける」などの意味ですが、まあ、いわゆる「ブロー」のことで良いかと思うのですが…。
しかし、ブローって…そこまで作り込む?!という事態がたびたび発生するのでw、「ピエガはただのブローじゃない!セットやっ!」(←事件は会議室で起きるんじゃない…のトーンで)と体感しています。
昔からの習慣で、「シャンプーは自分でせず、美容院でしてピエガしてもらう」マダムがいるので(銀座みたい)、ピエガっつったら、シャンプーしてセットのことでしょ〜よ。みたいなものなのかしら(銀座っぽい)とも思ったりしますが、正確には、”mettere in piega”で、ブラシやカーラーを使用し、髪のタンパク質のαヘリックス構造を、熱を用いて水分を蒸発させることで希望の形に固定すること。ですw(←ちょっと調べました)。
ピエガはもれなく付いてくる
切った後、サーっとナチュラルに乾かしていただければ良い派なので、一度予約の際に「ピエガはいらないので、タリアだけ」と言ってみたら、「え?」ってなっちゃってww。どうしたってピエガは付いてくるものなのです…。
濡れたままで帰るわけにもいかないってだけのコンセプトでお願いするのも、ピエガ。作り込みの激しいセットも、ピエガ。ピエガ、幅広くない?と、なるわけです。
要するに、もれなく付いてくるピエガは、簡単ブロー(度合いゼロ)から気合の入ったセット(度合い100)まで、ご希望次第でセット度が決まる、幅広い仕上げスタイリングのこと。と、今のところは理解しています。
で、以前は、「出来るだけナチュラルに」(ゼロ)でお願いしておりましたが、、、最近は、どんだけセットしてくれるかが興味深くなり、お好きなように思う存分にセット(100)していただいてます。と言うのも、その方が美容師さんが嬉しそうだからw。
嬉々として楽しんでしてくれる…ブロー技術がすごい
今通ってるお店のアントニオさんは、カットをするときも嬉しそうですが、ピエガの時は、水を得た魚のように嬉々とする。。。よほど髪をいじるのが好きなんだな〜と微笑ましく、今回も放っておいたら、なんだかすごい縦ロールに仕上がっていました。
これ、パーマかかってないんですよ〜。ブローだけで、こんなになるんだ!と驚きました。
ブローも、腕の見せ所ですもんねぇ。外ハネ、縦巻き、まーいろいろと楽しんでやってくれてます(寿命1日だけど)。
自分ではこんなことできない(し、しない)から、美容院の楽しみ方のひとつでもあるな、ピエガ。などと思ったりしていますよ。
あ、そういえば、男性の方(バーバー)では、ピエガというカテゴリーがなく、サーっと乾かしてジェルとかつけてそれとなくカタチにするところまでを、カットと呼ぶ…(←これが良いんだけどw)。なぜなのか?!
ピエガの謎はまだまだ…次回、もう少し聞いてみます。
どうぞツヤのある良い日曜日を!
Buona domenica!
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