イタリアのインフレ8%に…物価上昇、何が一番上がった?

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

昨日の懐かしバカンス話。やっぱり写真怖いよっ!という人が何人かいました。自分でもなんだか怖くなっちゃって、もう見れないw。

歴史あるところには、まあそりゃ何かしらいても良さそうですが。

さて今日は、昨日するつもりだったインフレの話を!

イタリアの2022年6月インフレ率は、8%強

昨日、2022年6月のインフレ率が発表になりました。

8%の大台に達するレベルで、ISTATの試算では、1986年1月8.2%並みの高水準になるそうな。


イタリアのインフレ上昇率は、5月から1.2%UPし、8%を超える勢い。エネルギー価格は、昨年同時期と比べて48.7%上昇した。

EU統計局(Eurostat)によれば、欧州も同様に、6月インフレ率は年間8.6%。エネルギー価格は41.9%上昇し、記録的なレベルで、欧州では1999年以来、つまり、ユーロ圏が単一通貨を発効して以来の高水準になる。

1986年といえば、トップガンとマラドーナの時代。←「神の手」ゴールを決めた年で、ベルルスコーニがミランのオーナーになったり、カダフィがランペデゥーサ島にミサイルを向けたりチェルノブイリ原発事故が起こった年だと、当時の出来事を並べる記事も出てました。

価格が一番上がったのは、やっぱり…

エネルギーのみならず、果物からエアー、光熱費からレジャーまで、あらゆるものの価格が上昇している。

Istatによると、食料品やケア商品の値上がりが大きく、それぞれ+8.8%と+5%。新鮮な果物と野菜は急上昇し、果物は昨年6月と比べて+10.9%で、4人家族であれば平均68ユーロの負担増になる。野菜は+ 11.8%増で、平均115ユーロの負担増だ。

バカンス関連も、航空券は+90.4%とほぼ2倍。ホテルや宿泊施設も昨年比で平均+18.1%になる。ガソリンなどの燃料は+39.9%〜+64.3%(期間限定免税措置含む)で、運輸サービス全体で+7.2%。

6月の値段上昇ランキング
1. ひまわり油 + 68.6%
2. バター + 27.7%
3. 小麦粉 + 20.5%
4. パスタ + 18.3%
5. 鶏肉 + 15.1%
6. 米 + 13.7%
7. ジェラート + 13.4%
8. 果物ジュース + 9.4%
9. ミネラルウォーター + 8.3%

ひまわり油の爆上がりにはギョッとしたけど、

それ以外は…例えば、パスタが0.9ユーロ→1.1ユーロとかだと、スーパーで手に取ってる最中には気づかなかったりするんですよねぇ…細かすぎて。

で、最後のお支払いで「え?!」となります。。。

週末のまとめ買いでは、我が家はたいてい1回あたり200ユーロ前後だったのだけど、最近は230ユーロ前後。

「あら?なんか特別なもの買ったっけ?」と振り返ってみても、ただいつも通りにお買い物してるだけ。なのに、お支払い価格がアップ。んーこれがインフレか。と実感する流れ…。

イタリアの値上がり街ランキングにパレルモが?!

リンク先にあった全国消費者連合のイタリアのもっとも高い都市ランキングもついでにご紹介。

インフレ率と一般的な家庭の年間の支出増価額です!基準は、支出増価額。

1. ボルツァーノ + 9.1% 2,419ユーロ増
2. トレント + 9% 2.355ユーロ
3. ボローニャ + 7.9% 1.971ユーロ
4. ブレシア + 7.3% 1.925ユーロ
5. ヴェローナ + 8.1% 1.885ユーロ
6. ミラノ + 6.8% 1.846ユーロ
7. パレルモ + 8.8% 1.747ユーロ
8. カターニア + 8.8% 1.747ユーロ増

おまけ:最も物価上昇率が低い3都市。
カタンザロ + 6.2% 1.158ユーロ
アンコーナ + 5.6% 1,113ユーロ
カンポバッソ +5.8% 1062ユーロ増


おい、パレルモ〜w!今の円/ユーロレートだと25万円増/年くらい。

思いのほか、上位で驚きました。ワースト(この場合はベストかw)グループに入ってると思ったんだけどな(^^;)。

しかし、市場のシチリア産食材はさほど値上がり感はないんですよね(まだ)。←円に換算するとギョッとするけど。

ジワジワ暮らしにくい世の中になってきてますな〜。

どうぞ良い水曜日を!
Buon mercoledì!

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