イタリアも柿は、カキ!でも、1個ならカコ?!スプーンですくって食べる柿

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

すっかり冬になり、ジムで大汗かいた後、そのまま帰ると速攻風邪ひきそう…な危険を感じるようになりました。とはいえ、ジムでシャワー…苦手なので(荷物が多くなる)、考えものですw。

季節の感じ方はいろいろですな。あ〜そろそろ鍋が美味しい季節になりますねぇ。

イタリアでよく見かける柿は、2種類

さて、秋冬の味覚といえば、柿もそのひとつ。旬が並ぶ市場には、夏の終わりから柿が並んでます。

オレンジも加わって、冬はオレンジ色が多めの市場

イタリアでは、大きく分けて2つの柿が売られてまして、ひとつは小ぶりのモヨモヨした手触りのヤツ(写真中央右寄り)と、もうひとつは、固めのヤツ

固めのヤツは、”メーロ・カキ”と呼ばれていて、直訳すれば、リンゴ柿です。

モヨモヨの方は、多分渋柿で、極限まで熟れさせて出荷してるのではなかろうか。と想像します。剥けないから、スプーンですくって食べます。柿ジャムみたいな感じ。

イタリアでも柿は、カキ

数十年前、ローマに住み始めた時に、カンポ・デ・フィオーリの市場で「CACHI カキ」と表示された柿を見て、「いやーイタリアもで柿ってカキなんだ!」と衝撃を受けた上、

一個なら、CACOカコ

と呼ぶことに、「単数・複数のこだわりwww!!!」とミサイル級の衝撃を受け、あっちこっちに書いてる気がしますが、改めて。

※イタリア語の名詞は男性形・女性形・単数形・複数形に合わせて語尾を変えます。

柿1個は、CACO(単数)、柿2個以上でCACHI(複数)と語尾を複数変化させるので、イタリアでは2個以上でなければ、カキ(柿)と呼ばれない。故に、カコでも柿というややこしい状態になるのが、とても好きですw。

ちなみに、CACHI、もしくはKAKIと表示しますよ。←イタリア語のアルファベットにKはないので、Kを使うと外来語感が出ます。

メーロ・カキは、固い方

あと、Loti(ロティ)と呼んだりも。「固有名詞なんだから、柿は1個でもCACHIであるべき」などという論争に疲れた八百屋さんが、”ロティ逃げ”をしているんじゃ…?というのは、ただの個人の感想ですw。

カキだのカコだの。ピンキー(夫)は、映画「貞子3D」で貞子が複数登場したときに、自然に「サダキ!(貞子の複数形w?)」と叫んじゃったくらいwww(忘れられないわ〜)語尾変化は、とても大事なイタリア語の要素なので、一個でもパニー二やカンノーリ、アランチーニ呼びが気になっちゃってしょうがないのよ。

最近は、1個でもカキと呼ぶ八百屋さんも増えてきてるとは、肌で感じます。言葉は時代と共に移りゆくもの…。

柿はスプーンですくって食べる(楽)

日本で柿といえば、おばあちゃんがむいてくれたヤツをシャクシャクさせて食べる♪イメージでしたが、イタリアでは、主にスプーンでいただきます。

モヨモヨのヤツは、モヨモヨ過ぎて、もはや剥けないのでスプーンがマストですが、固めのメーロ・カキですら、スプーンで。甘くて美味しー♪

相当固めのメーロ・カキだと剥けるんだけど、ちょっと熟れてくるとすぐモヨるので、剥くと手がドロドロ…

切ってお皿に載せるだけのスプーン柿は、簡易・後処理が楽・エレガントwで、とてもヨロシイです。

どうぞよく柿食う隣の客も良い土曜日を!
Buon sabato!

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