イタリア人のバカンス、観光地の値段高騰で国内旅行が減少?長距離旅行は日本がトップに

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

お盆休み真っ只中ですね。イタリアも8月15日のフェッラゴースト(Ferragosto)を中心に、先週末から今週末までがバカンス”ド”ピークになりますよ〜。

そんな中、早々にバカンスを終え、しっぽりとパレルモw。地元の人は少なめだけど、観光客は相変わらず、多めです。

が、バカンスをしてたフィリクーディ島では「今年は、観光客が去年より少ない」とあちこちで聞きました。

イタリア人が「国内高すぎー!」で海外へ?

行きの激混みっぷりを見ると、そうでもないのでは?とは思ったけど、うっすらと旅行者が少ない感じ…も、たしかにしなくはなかったかも(だいたいいつも少ない島なのでw極めてわかりにくい)。

そしたら、ちょうどこんな記事(↓)も出てましてね。実際減ってるみたいですね。

ツーリズムに急ブレーキ。最大、30%の減少。
イタリア人は、値段の高さに国外へ。

観光シーズンの物価高騰により、バカンス先に変化が生じている。最大30%の減少で、特にイタリア人の国内旅行の回避が顕著。いつものスペイン、チュニジア、エジプト(シャルム・エル・シェイク)、そして新しいバカンス先として、アルバニア、モンテネグロが人気急上昇

長距離の旅先では、極東が復活。円安の波と中東系航空会社の格安キャンペーンに乗って、日本が筆頭に

これらのトレンドはGDPに影響を与えかねない…(略)。

ですって。

一方、“海外からの渡航者は+4%”だけど、全体の落ち込みのヘッジにはならない程度らしく、“今年5月までの旅行需要は+15%だったので、減速の原因と考慮されるインフレと環境問題(イタリア暑すぎ)に対処する必要がある”、とのことですよ。

その4%の増加ぶりはパレルモで感じるわー。クルーズ客がわんさかわんさか…止まらないw!

観光地の値段高騰、不当か妥当か

イタリア人の国内旅行減少理由の一つと分析される観光地の値段高騰。特にプーリアが顕著で、消費者動向調査保護団体によれば、試算で4人家族が1日過ごすだけで500ユーロになる地域もあり、地域外へ客足が向いている。などといった記事をしばしば見ます。

が、プーリアに限らず、イタリア全土で観光地値段高騰や謎の値付け…が横行しているのか、先日ご紹介したトースト分けて2ユーロ問題をはじめ、この夏は、”不当なレシート”をSNSにUPするのが流行中。毎日何かしら見かけます。

今日は、サルデーニャのポルト・チェルボのホテルのバールで、カフェ2杯、お水2本で60ユーロが記事になってました。

「犬の水に30セント取られた!」と言うのもあり…。

必要な値上げかもしれないし、便乗値上げかもしれない。不当と妥当の間で主観が飛び交い過ぎて、全体的に不穏さが増しているのが、気になってます。またそれを煽るメディアね…。

つい円換算して…余計に高っ!となりがち

そう言えば、フィリクーディ島の(ほぼ唯一の)バールの「ブリオッシュ・コン・グラニータ」が、グラニータ4ユーロ、ブリオッシュ3ユーロで、、、

「は?ブリオッシュが3ユーロ…?」と、しばしフリーズしました。

カフェ×アーモンドのグラニータ♪

それこそ経験を積んだパン職人が作ったフワフワの焼きたてブリオッシュなら、3ユーロでも安いでしょうけれど、カッスカス、パッサパサで、ポッソポソ!時間経ちすぎて、小麦粉に戻ろうとしてない?ってくらいの劣悪風味。これは不当感高かったなぁ。

しかも、円にすると約500円。…500円でこんなカッスカスの小麦粉の塊?!たっか!不当!と、ますます不当感は増す…ので、円換算しないようにしたいのだけど、脳が勝手に換算するので困りものですw。

イタリアでは円に換算して、たっか!と文句を言い、日本ではユーロに換算してやっす!と買い物三昧。ユーロドル圏在住者あるあるかと思われますが、どうでしょう?

あ、ブリオッシュ以外は美味しいバールなんですけどねー。と、一応気を遣いつつw、どうぞ美味しく、良いお盆を!
Buon Obon!

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