どうもー皆さま、ボンジョルノ♪
今日から冬時間ですが、普通に暑い!冬時間の気分で長袖カットソーで出かけたら、汗だくになりました。
街ゆく人の服装もまだ完全に夏モードだし、ファビニャーナ島に泳ぎに行った友達もいるし。シチリアは、まだ夏。
信号機色のおじさんたちも夏っぽく、楽しそうでした!
パレルモの名前の意味は、”すべて港”!
さて、そんな夏真っ盛りのパレルモ。この名前は、古代ギリシャ人が“パノルムス”と呼んだのが語源です。
意味は、”すべて港”。
今も、その名の通り、海沿いに街が広がり、いかにも大きな港町です。
パレルモの港は、ドックや地中海沿岸の港を結ぶ定期船や、大量の観光客を乗せた大型客船。周辺の島々への向かう高速船が停泊する新市街の「現在の港」と旧市街にある「旧港」(今はヨットハーバー)の2つで、昨今、これらの港界隈を繋いで、一大ウォーターフロントに再開発するプロジェクトが進行中。
先日、その一部を担う「マリーナ・ヨッティング」が完成し、お披露目になりました。
オープン当日はもちろん、連日連夜、花火は上がるわ、キャーキャーした投稿がSNSを埋め尽くすわ、週末の夜は渋谷のハロウィンか!な混雑ぶりで。。。ちょっと(はしゃぐパレルモ人たちが)落ち着くのを待ってから、ボン散歩がてらに行ってきました。
イタリア最大の”踊る噴水”が自慢の新ウォーターフロント
普通に歩けるくらいの混み方にはなっていたけど、全体的に浮かれたムードは継続中で、なんか…ちょっと懐かしい気分になりました(新スポットなのに)。
新しい大きな施設ができたからとて、こんなに素直に浮かれる人々を見ることなんて、ここ30年くらいなかったからw。
たしかお台場ができた頃に見た気がするな。
海沿いに何かできると人は浮かれるものなのか、いや、歴史と共に生きる街には、新しい大きな施設ができることもあまりないので、物珍しいのか。
閑話休題。
この新しいウォーターフロントは「シチリアのドバイ」などとも称されているので、それはさすがにいかがなものか?などと首を傾げながら、名物らしい噴水も見てきました。
いくらなんでもドバイは言い過ぎだと思うの。
イタリア最大らしい噴水。音楽に合わせて変化して、夜は華やかにライトアップされます(変化する噴水をイタリア語では、Fontana danzante(踊る噴水)と呼びます)。
広ーい人工池と踊る噴水のほか、100m超のヨット桟橋が 14つ(←これはスゴイね)。 海を望むレストラン群や、パレルモの老舗店やシチリアのクラフトビール店などが並ぶショッピングゾーン、円形劇場などなどがあります。
広々して気持ち良い空間ですが、何しろ暑かった…。
椰子の木とブーゲンビリア以外は枯れそうな勢いで日が当たるので、サステナブルが叫ばれる今、冷房にめっちゃ電気代使いそう。とか、10月でこの暑さなら真夏は、噴水で泳ぐ人が出るだろうな。とか、ガラス張りで直射日光が当たる商品の劣化が…などと、余計なことが気になって、ちっともはしゃげない。
レストランがオープンしたら行ってみたい気もするけど、まだ噴水以外は、全体的に準備中感が漂ってるので、もう少し軌道に乗って、そして客足が落ち着いた頃に、もっとよく見てみようと思ってます。
まだ、がっつり工事中だけど、オープンしちゃったから見ないようにしよう。みたいな空気もあった気がする。というか、荒れた工事中の風景を見慣れ過ぎてて、気にならないという不思議。
何が良いって、門が閉まってるところ!
と、言うわけで、それでなくても人が多いパレルモの港周りが、昼夜問わず混んじゃってる上、港が一つになるってことは、ボン先輩の楽園(現港の方の芝生エリア)も大量のパレルモ人で溢れるのか…(絶対ゴミが増える)と、やや心配していたのですが、
なんと!
柵があって、繋がってなかった〜w!
いよいよ行き来できると勘違いした人たちが、続々やってきては、柵の前で「行けないじゃん!」とザワついて折り返す…のどかな朝。。。パレルモは、今日も平常運転でした!
入り口付近に「この先、行き止まり」の案内板とか置かないし、ブーブー文句は言うけど、市にクレームするほどのことでもないから、しばらく見続ける光景でしょうねー。
ではでは、どうぞ気楽に良い月曜日を!
Buon lunedi!
↓よかったら、どこでもいつでもはしゃいでるボン先輩に応援クリックお願いします♪
コメント