基本のヴィテッロ・トンナートとロバ肉のアニョロッティ、衝撃のフリットミスト!

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

はいはい、まだ霧のピエモンテですよ。霧の中からの投稿はこれが最後ですが、パレルモに帰ってからもピエモンテ話は続けます。

基本のヴィテッロ・トンナートと再現したいパスタ

北イタリア・ピエモンテの郷土料理といえば、ヴィテッロ・トンナート

ツナとマヨネーズ、アンチョビや塩漬けカッペリなど(各家庭やお店によって微妙に具材は異なります)で作る”トンナートソース”と長時間茹でた仔牛肉の極薄スライスを一緒にいただく基本の郷土料理です。

ククンチ(カッペリの実)を乗せた絶品ヴィテッロ・トンナート

モンフェッラートのポルタコマーロ村に一軒しかない小さなリストランテで、久々に本物を食べました!美味しかった〜。

やはり、イタリアは地元の料理に並々ならぬこだわりがあるお国柄なので、「あそこのアレ」「ここのコレ」はあそこやここで食べないとですね。

イタリアと日本の郷土料理へのこだわり方ってちょっと似てますよね。

プリモは、タヤリン♪とラビオリ。

燻製スペックとブロッコリーのタヤリン
トーマ(チーズ)とほうれん草のラビオリ

タヤリンは、卵たっぷりの手打ち細切り麺(タリオリーニ)のピエモンテ郷土版ってなところで(タヤリンは方言)、リストランテなら自慢の手打ち麺は、それ相応に美味しいのが当たり前なので、まあ、それは置いといて。

ソースが、美味!特にタヤリンの方。クリーミーでスモーキーで、「あーコレは家で再現したい!」と舌にメモしたくなる味でした。こんなには美味しくならないかもだけど、ブロッコリーと燻製スペックと生クリームでなんとかなるはずw。

「再現したら俺も食べたい」

あ、ラビオリは、ピンキー(夫)がいたく気に入ってましたが、私はそんなでもなかったwので、また食べたいなら自分でやってくれ。と、しています。←自主性を重んじる夫婦。

ロバ肉のアニョロッティとなんでも揚げれば良いってもんじゃないフリットミスト

こちらは、グラーナという村にある街道沿いのトラットリアで食べたヴィテッロ・トンナート。

奥に見えるのは、コレも郷土料理の「カルネ・クルーダ」(生肉)です

トンナートソースをたっぷり塗ったスタイルで、家庭料理感を醸してます。

お肉はちょっと茹で過ぎ感があったし、市販のマヨネーズの味がしたので、コレだけ食べたら「へー、こんなもんか」な感じになっちゃうだろうなぁな味わいでした。やっぱり「その地域なら、どこにでもある地元料理」は、絶対に絶対に、何軒か食べ比べないと結論は出せないw。

プリモピアットは、ロバのアニョロッティ!そしてセコンドは、こちらも郷土料理のフリットミスト

プリプリした手打ち麺と優しいロバ肉の味
いろんなものを揚げすぎでは?wのフリットミスト

ロバ肉って聞くと、一瞬「え。」ってなりますが、癖がなくて普通に美味しかったですが、フリットミストが…ちょっとアナタ…。

牛の肺、睾丸、脳ミソときて、アマレッティ(アマレッティ風味のビスケット)、激甘にしたセモリナ粉の塊、さらにチョコレートを挟んだサボイアルディ(←ティラミスの下に敷くビスケット)、りんご…と、「うそ〜んw」な中身で…w。

一番美味しかったのは、りんごでしたw!というか、安心して食べられたのは、りんごのみとも言うw。

「王様や貴族がお肉の良いところを食べて、捨てるところを庶民がー」ってのは、どこのイタリアの街にもありますがね…パレルモのフリットラやパーネ・カ・メウサ、フィレンツェのランプレドット、ローマのコーダ・アッラ・バチナーラなど、「捨てるところを随分美味しく工夫しましたね」な感想を漏らしますけど…。

あ、コレも他と食べ比べてみないと。ですw。お店によって、仔牛肉、牛肉、鹿肉、サルシッチャ、鶏肉、各内臓部位など、まーいろいろです。

モンフェッラートの家族経営のワイナリーにも立ち寄って

衝撃のフリットミストに衝撃を受けて(←頭痛が痛いみたいになってる)立ち寄った美味なワイナリーを忘れそうになりましたが、箱買いしたのでたっぷり飲みながら思い出す予定です。

モンフェッラートの名ワイナリーの一つ、ガッローネ

君たちのことも忘れないよ。

「首を乗せると楽なのよ」

ではでは、続きはパレルモから〜。

美味しく食べて良い月曜日を!
Buon lunedi!

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