アランチーノは”アランチーナ”なのである!(とモンデッロで山火事)

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

昨日、パレルモで43度を記録しましたよー(オフィシャル気温なので、局所的には50度越えてたりもした模様ですが…)。

しかし、湿度が30%でぜんぜん大丈夫ーとかって呑気にツイートしたりなんかしてましたが、夜、山火事。

高温→低湿度→山火事。。。毎度の流れですね。。。避難された方が早く家に戻れますように…想像するだけで苦しいわ(涙)。

スーパーインフルエンサー、キアラ・フェラーニがパレルモへ

さて、地元住民が灼熱に苦しんでる最中、涼しげにシチリアでバカンスしてるらしい投稿が、嘘くさい!と巷で話題(友人たちがSNSに投稿してて…完全同意しましたw)キアラ・フェラーニさんの話です。

日本ではあまり知られてないかもですが(?)、イタリアでは一挙手一投足がいちいち取り沙汰されるスーパーインフルエンサー。

ボン先輩も毎年行ってるエオリア諸島に、バカンス中らしく、週末、エオリア諸島に向かうために寄ったパレルモで…。

とあるロスティチェリア(お総菜パン専門店)で”アランチーナ”を食べた、と…。

ホントどーでもいー話ですけど、

キアラ・フェラーニが、ファルコーネ・ボルセリーノ空港に到着後、ロスティチェリアに向かい、移動中の車中から「お気に入りのアランチーノ」と、写真を投稿。「パレルモではアランチーナと呼ぶのだ!」と、炎上した。

ですってw。

一応、インスタを見に行ったら…削除されてたので、相当炎上した模様。←パレルモ人のこだわりに恐れ入りましたw!

パレルモでは”アランチーナ”なのでお気をつけくださいw

いわゆるシチリアのライスコロッケのことですけれども、パレルモではアランチーナで、カターニャ方面ではアランチーノと呼ぶ。

ということで、年に何回か論争が巻き起こります。

この論争を見かけるたびに、草津の元祖ちちやと本家ちちやを思い出す…という謎の脳機能が私にはあります(これもまたどーでもいいw)。

アランチーナ、複数形ならアランチーネ

アランチーナの発祥は、アラブ由来のお米をシチリア王が狩りに行くときに保つようにと揚げたことだったと聞いたことがありますが(これは、いわゆる伝説ね)、まあ、ともかく8〜10世紀ごろにシチリアを支配していたアラブ人が持ち込んだもの。

ライス部分をサフランで黄色に染められた丸いライスコロッケは、小さなオレンジ(アランチャ)のよう。ってことで、アランチーナと呼ばれるようになったそうですから、本来はアランチーナなわけですね。

▼ホロホロホロリが美味しいよねー

ちなみに、「アランチーノ」はシチリア語のオレンジ=アランチヌー(男性形名詞)が所以とか。そもそもシチリア東側では円錐形で、オレンジの形をしていないけど。

と、いうわけで…日本では、一般的にアランチーニ(アランチーノ)となっているようですが、本場パレルモではアランチーナです。

パレルモでアランチーノ呼びすると、炎上するからw気をつけてくださいねー(ないないw)。

ではではどうぞ涼しい水曜日を!(ムリ)
Buon mercoledi!

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