視察ツアーの裏話続きです♪
昨日は、農家さんの本場の自家製ワイン)の作り方をご紹介しましたが、本日は!アーモンドの収穫の仕方でございますw。
落として集めるアーモンドの収穫
アーモンドもシチリアの名産のひとつ。シチリア東岸のアヴォラが有名ですが、島の真ん中あたりのアーモンドも美味です。まあ、要するにアーモンドもいろんな品種があるんですよねー。
こちらの農家さんのアーモンドは、ちょっと珍しい品種。アヴォラのアーモンドのようなほんのりした苦さがほぼなく、ラブリーな甘さのアーモンドです。大好きです♪
アーモンドは、2月頃に桜のような花を咲かせ、5月頃には緑色の丸い実がなり、8月頃、黒く熟して乾燥します。
収穫は、主に8月。こーんな専用機械(※)でゴゴーっとまとめて収穫します!
グゴゴゴゴゴゴ!!!!と、幹を揺らしてアーケオプテリクス(始祖鳥) みたいな広げた羽に落として、集めます。昨年、ピエモンテで見たオリーブの収穫の機械と似てますね。
黒い実の部分が外れると、種が出てくるので、それをさらに天日で乾燥させて…石で割るw。
と、いわゆる”よく見るアーモンド”が出てくるわけです(あ、出荷用はこんな風に石では割らないですよ!)
アーモンドって…種の中の種なんですね。ボス中のボス的な。
しかし…アーモンドの一粒一粒にたどり着くまでに、大層な時間がかかるもんですな。まーそういうもんですよね。製品化されてるものを気軽に買うだけで…消費者は楽w。
でも、こういう光景をよく見るので、労働への対価を払ってるんだなーと感じられる”良いもの”を選びたくなります。特に農作物。
クルミも同じシステムで食べられる実に会える
クルミも、アーモンドと同じシステムです。
まずは、緑色の実ができて、その中の種を(また石でw)割ると、いわゆるクルミが出てくる仕組み。
ガツっと石で割ってもらったら!
ハート型が出てきたよ〜ん♪
まさに種の中の種、クオーレ(心)をいただく感じ。
帰りに庭に咲いていたバラの花もいただきました。健康で美味しいものを食べているからなのか、
皆さん、とーてーも優しくて大らかで…一緒にいるだけで癒されましたw(特に、水シャワー地獄から行ったので…)。
今年の食い倒れは、こちらの農家さんにお邪魔しますよー。
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