ほぼ変異株だけど改善中?!イタリア最新コロナ感染状況と4月26日からスタートの”イタリア再開計画”

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

ボン先輩もだーいぶ回復してきて(若いな〜)、やっと日常が少し落ち着いてきました。案の定、楽になったカラダでキャッキャやっているので…目が離せませんけど。

まだ間に合いますよ〜♪イタリア語を交えた陽気なおしゃべりと共に、日常に不足しがちなイタリアをプラス!

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さて、そんな中、イタリアの再開計画が発表になりました。ちょっと今日は、ドラギ首相の会見動画をアップしてみますよー。初ですね、そういえば。



ほとんどイギリス型変異株だけどRt:0.92→0.85に!

まーずーは、

イタリアの最新感染状況

Coronavirus, l’indice Rt scende a 0.85, in calo l’incidenza dei contagi: 160 casi ogni 100mila abitanti
Calabria unica regione ad al...

毎週発表される国立高等衛生研究所ISSのレポートによれば、

先週比で実効再生産数Rtは0.92→0.85、人口10万人あたり210人→160人と減少傾向。とは言っても目指すところは人口10万人あたり50人なので、まだまだ多い。

すべての年齢で減少傾向ではあるが、ワクチンのおかげで80代以上の新規感染のケースが減少し、ピーク年齢が下降傾向。

コロナ患者の重症病床使用率は39%(全国)。減少傾向だが依然として閾値30%を超えている。

感染経路不明の孤発症例は急激に減少しており、濃厚接触者トレーシングによる症例が増加。スクリーニング検査による発見は全体の約25%

もはや感染性の高いイギリス型変異株と置き換わっており、最終的な解決策はワクチンの集団接種だが、ゆっくりと全体の感染率は下がっている。引き続き高い警戒心を持って、接触機会を減らし、個別ケースの特定、感染経路の追跡を続ける必要がある。

だそう。

まーもう、接触機会の減少、大量検査、隔離、経路追跡、そしてワクチンでとどめ…。何百年も続けてきた感染症の対策に、今は検査とワクチンがあるから昔よりマシ。ってところなのかな。と、この1年激しい感染爆発を家の中から眺めてきてそう思います。

で、カラブリア州が特に危険水域にあるものの、そのほかの指標を鑑みて来週からほとんどオレンジゾーンに移行します(現在レッドゾーンのサルデーニャ州、プーリア州、ヴァッレ・ダオスタ州を除く)。



ドラギ首相が4月26日からの再開計画を発表

全体に良い感じ〜(でもまだぜんぜん感染者いるけど)ってことで、5月1日予定だった再開計画がウキウキ4月26日に前倒しされました。

初のドラギ首相会見動画シェア。

科学的データおよび、再開後の正しい感染対策プロトコルに準じた行動をとることを前提に計画している。だから、そういった行動ができなければ再開計画は予定通りに進まないこともある」

そりゃそうです。今までの優しい教頭先生(コンテ)がいなくなり、厳しい口調のコワイ校長先生が出てきた!みたいな雰囲気ですよねぇw。



4月26日から学校、劇場、映画、レストランが再開

イタリアの色分けシステム(レッド、オレンジ、黄色、白)は残りますが、4月26日からまず劇場、映画、舞台などが屋外で許可されました。屋内は許容スペースに合わせた限定人数で許可(これは、イケオジのフランチェスキーニ文化大臣の説得が大きかったようです)。

レストランも外テーブルのみ、夜の営業も可能に(夜間外出禁止時間の緩和撤廃については政府内でもめてる最中)。

学校は、4月30日まで有効の首相令では、小学生から中1までレッドゾーンでも通学可。中2、中3は黄色・オレンジゾーンなら100%通学可。高校生はオレンジゾーンで50〜100%の割合で遠隔授業。レッゾドーンでは、中2、中3、高校生共に100%遠隔授業。5月1日からは全生徒が学校に戻ることに(が、まだ少々もめている最中)。

外スポーツも4月26日から解禁。プールは5月15日から、ジムは6月1日から、見本市も7月1日からなどなど。

ただし州境を超える移動(特に色の違う州間移動の場合)に関しては、欧州のグリーンパスを流用するか検討中で、まだはっきりとは決まっていません。

4月26日を皮切りに、準じ再開が始まります。都度データと照らし合わせながらなら慎重に、でも焦り気味に。校長先生の言いつけ守ってしっかり感染対策できれば、今年の夏はだいぶ気が楽になりそうです(今年はまた島に行きたいなぁ)。

帰ってきた本日のイタリア語

riapertura
リアペルトゥーラ
再開

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