どうも皆さま、ボンジョルノ♪
日々増えていく、ウクライナから避難する方々。イタリアでも受け入れが進んでいますよ。
また、先日のドラギ首相の人道緊急事態宣言から、
医薬品、毛布などの救援物資も日々大型トラックでバンバン送られているそうです。
イタリアも全国で受け入れ続々、コロナワクチンも提供
ポーランドやハンガリーなど隣国に脱出したのち、各地へ異動になりますが、イタリアへは3月5日までは1日約1,000人だったのが、日曜日には3倍に。政府発表では、昨日の月曜午後時点で17,286名がイタリアに避難してきているそう。
内訳は、女性 8,608名、男性 1,682名、未成年 6,996名で、圧倒的に女性とお子さんが多数です。
最初は、他国にいる家族や知人を頼っていた方が多かったようですが、今はもう、逃げた先に何もない状態での脱出も増えてきています。
言葉も違うし、喪失感と絶望感の中で新しい土地に行く気力…あるかっ!ですよねぇ。そんな力を振り絞っているだろうと想像すると、涙が出てきますよ!!イタリアに拠点があってもなお、日本を離陸するときはいつだって寂しい気持ちになるのに、もう…どんだけでしょうか…あー苦しい。
第二次世界大戦後最大となる難民受け入れをスムーズに対応するため、イタリアでも全国の各機関が手続きその他、調整対応しており、あちこちの病院や修道院で避難滞在の受け入れを開始しています。
イタリア到着時にワクチン接種も提供するそう(ウクライナは接種率35%らしい)。また、子供達が学校へ通えるようにもなってます!
参考 I profughi ucraini in arrivo in Italia sono già migliaia al giorno
イタリア各地、もちろんシチリア・パレルモでも!
命からがら到着する国境沿いの国で活動されているボランティアの方々の様子は、メディアやSNSで拝見しますが、本当に素晴らしいですね!
少し遠いイタリアは、そこから先の滞在先になるわけですが、イタリアの中では、まずミラノ県(約24万人のウクライナ人の12人に1人が在住)。ローマ、ボローニャ、ナポリなどが多いそうですが…シチリアも知事がウェルカム宣言して待ってます。
パレルモに最初に到着したのは、15ヶ月の赤ちゃんとその家族だそう。
各協会や協会はもちろん、個人でもパレルモ市に個人宅やB&Bでの受け入れや通訳などのボランティアを希望するメールが130通以上届いており、募金を始め必要な物資の募集も始まっています。
記事にもある修道院を友達の友達(←ありがちですねー)が運営に携わっているので、具体的に協力できるリクエストを待ってるところですよー!
エオリア諸島サリーナ島やリパリ島でも避難民受け入れ
そ・し・て、なーんとエオリア諸島も受け入れ表明。各島の教会が所有する建物内に、40人を受け入れる体制が整ったそうです。小さい島なのに…すごい…。
司教の呼びかけに島の人たちが応えたそうですけど、「人間の連帯の名の下に、それぞれができることをしたいと願っている」そうです。

居ても立ってもいられなくなるのは、人間だからなんですねぇ。
最近、イタリアの記事でよく見かけるんですけど、「できることをする Si fa quello che puo’」。良い言葉だ、と思います。
何もできないことでツラくもなりますが、そういう気持ちは当たり前。だから、できることをしよう。うん、そうしよう。
あー、早くロシアでクーデターが起こらないかなぁ…。
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