ボンを襲った激腹痛…イタリアの療養食”イン・ビアンコ”は犬にも有効

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先週リーシュマニア症のワクチン予防接種を受けたボンさんですが、なぜか翌々日に…大惨事に!!!なぜ、翌日ではなく翌々日…。

獣医さんに「副作用でぐったりしたり、下痢したりすることもあるから注意していてね」とは言われていたのですが、翌日はピンッピンしてたので「さすが、頑丈なシチリア犬だな…」などと思っていたのですが。

気を抜いた翌々日の夕方のことです…。

頑丈なシチリア犬を襲った激腹痛…

小刻みに震えながら、何か訴えていたボン先輩。トコトコ玄関ドアの前まで行くと、”伏せ”をしてこちらをジッと見ています。

お散歩の時間にはまだ早いけど…なんだろう?

要求吠えをしない犬なので、「ワン」とも「スン」とも言わない、その瞳の奥を覗きこみ、なになに?どうした?と検討していたら、

ボンさんから暴発!

…リキッドタイプのアレが。
※お食事中の方いたらすみません!
ワクチンの副作用か?!

獣医さんの救急TELに連絡すると、秘書の方。「先生に連絡するから、ちょっと待っててー」と軽やかなお返事が。

放置しておくわけにもいかないので、急遽、ゴム手袋をはめ、廊下の液体物をやっつける。大量のトイレットペーパーを使ってビニール袋に集めて、床を消毒…(こういう時、イタリアのタイル床は便利ですな)。

ちょっと落ち着いたところで、先生からTELがありました。

「ワクチンの副作用にしては期間が開きすぎじゃない?なんかお腹壊すようなもの食べたんじゃない?」と言いますが、いつも通りの食事しか与えてません。

「なんにせよ、とりあえずお腹の調子を整える乳酸菌サプリをあげて。食事は、イン・ビアンコよ!」と言われました。それで2、3日様子を見て、改善しないようなら連れて来て。と。

イン・ビアンコは、トマトソースや濃い味付けのないパスタやゴハンのことで、見た目が白い状態でと言う意味になります。イタリアの療養食で、人間もコレですが犬もコレ。

日本で言うところのお粥やシンプルおじやみたいなもんですが、パルミッジャーノ・レッジャーノ・チーズや良質なオリーブオイルはたっぷり入れたりしますよw。

イタリアの療養食は、”イン・ビアンコ”!ワンコも人間も

暴発後は、ダーっとハウスに駆け込んでしまったボン先輩。ピンキー(夫)が「恥ずかしくなったんじゃないかな…」と言うんで、しばらくソッと1人にしておきました。たしかに、プライドが傷ついたかもしれない。

その間に、下の薬屋さん(犬用薬も扱う便利なファルマチア♪)に乳酸菌を買いに行き、夜用ゴハンをイン・ビアンコで準備です。

茹でターキーと白ゴハン

ターキーもゴハンもボン先輩の大好物。

ターキーを茹でる香りにほだされて、ハウスから尻尾振って出て来てたから、もう全然大丈夫そうではあったけど、冷ましてからあげてみると、暴発下痢をした後とは思えない勢いで、がっつりお召し上がりになりましたw。

お腹が冷えないように、日向ぼっこも毛布をかけて

療養食と乳酸菌、あとは日向ぼっこがあれば、完璧です。地中海の太陽は、どう考えても療養効果あるから(飼い主の経験上)。

翌朝、飼い主の思惑通りに日向ぼっこをしていたボン先輩。様子を見に行くと、毛布かけてました!かけた覚えのない毛布を!

何か?

しかも、ちゃんとお腹あたりにかけてるし…賢いなーw。

干してた毛布が落ちただけだと思うけど、とうとう自己管理できるようになったかと感心してしまったわ。

…翌々日の副作用は疑惑が残りますが、強烈らしいワクチンだそうなのでありえなくもない。頑丈なボンには効くのに時間がかかったとか…。だって、食事はいつも通りだったんだもの。不思議です。

それにしてもあの暴発を外でやられたら…回収のしようがなかったから家の中で良かったとも言えます。あれ絨毯、いや、畳だったら…張り替え必須ですよね。。。

コメント

  1. しんしん より:

    本当に「ちょうどいいや、これかけておこう」だったかも。。。
    お大事になさってください!

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