どうも皆さま、ボンジョルノ♪
日本で緊急事態宣言再発やら、県境を超えた移動の自粛とか、日本も大変なことになってきていますね…。ワクチン登場で、今年中にはコロナ禍も終わり、年末年始くらいから国を超えた移動も気楽にできるようになるのかも。などと淡い期待を抱いておりましたが、来年夏くらいですかねぇ。どうだろう。。。
とりあえず、元気を出して(?)俺の夏休み日記の続きです。
ニワトリって、1日中鳴くのね
島の美しい朝日と海が見たくて早朝に目を覚ますと、朝靄の中にエコーのかかった「コケコッコー」を聞くことがしばしばありました。
素敵…な感じはしますが、昼間も夜も…コケコッコー。24時間鳴いてますけど、そういうもの?
ある日、上の動画の左下あたりにあるモリモリ鬱蒼とした低木をかき分けて、ノーブラTシャツのおばちゃんと中学生くらいの可愛い女の子が姿を現しました。
巣ごもりする場所を探して逃亡を図る雌鶏
ギョッとして、「何やってるの?!」と声をかけると(泥棒かと思うじゃん?)、
「あー驚かせて、ごめんねー。下の家のものだけど、こっちが近道で…」と、ノーブラのおばちゃんが放課後の小学生みたいなことをw。たしかに、ややこしい階段と路地を正しく歩くより、低木地帯抜けの方が手っ取り早い感じはしますが…。
で、何しに来たかといえば…。
「うちの雌鶏がどこかに巣を作ったらしいんだけど、どこだかわからなくって。夜にゴハンを食べに帰ってきた後を追ってみたら、この辺に巣があるらしいってことがわかったのよー。」
はい?
すると、ピンキーがすかさず「あ〜Chioccia?」と聞く。
おばちゃん「そうそう!」
Chioccia(キオッチャ)とは?雌鶏が卵を産んで温めて雛を孵すことだそうですが(日本語だと巣ごもり?抱卵?でしょうかね)、いつもの小屋ではなく、気に入った場所に作るそうです。知らんわ〜そんなことー。
で、「それで今日明日あたりに雛が孵るから、保護しないと。野良猫やカモメに襲われちゃうから!」というわけで、巣の探索をしにきてたというわけです。
ついでに聞けば、おばちゃんのお父さんがコレステロール値高めなこともあり、アローカナ種の飼育も始めたとか。
アローカナ種は、栄養豊富で低コレステロールが特徴だそうですけど、「今ひとつ信じられないけど、雛の仕入れ値段の高さから想像したら、それくらいの特徴はありそう」とのことw。←正直。しかも青い卵ということで、珍しいので近々買いに行くことにしました。
アローカナ卵は「鶏肉の味」とピンキー(夫)は言う
数日後、ピンキーが買いに行きました(凶暴な番犬がいるから、ボン先輩と共にお留守番です)。
で、おばちゃんの見込み通り、あの日の翌日に雛が生まれたそうで、オマケにご祝儀で島キュウリもいただきましたw。
味はさすがに濃い。ピンキーいわく「鶏肉の味がする」と…。成長した先を想像しちゃって、ちょっと…食欲が失せましたw!スーパーのうかつな卵を食べると「ストレスの味がする」とかいう男なので、いろいろ面倒臭いですがその味覚は信頼しています。
島キュウリは、オリーブオイルと塩コショウで。
味は…苦っ!
ほとんど野生種なんだろうと思われますが、外敵を寄せ付けない苦さでしたw。庭で育てているというより、勝手にできる島キュウリ。食べ慣れたらハマりそうです。
ヒヨコが見たくて再訪
さらに数日後、やっぱりヒヨコが見たいので、またおばちゃん家に行ってみましたよ。
「おばちゃーん、ヒヨコ見せて!」と訪ねると、おじちゃんが出てきて、「いーよ、そこにいるから見ていきな!」と指示されたところにあった、鳥カゴ。
「(鳥カゴが汚いから)ヒヨコがよく見えなーい」とか言っていたら、おじちゃんが中から出してくれました。
ピンキー(夫)は、「ボンちゃんに似てる」と言いますが、どうだろう?(どんな動物でも、ボンちゃんに似てるというので、あまり参考にならない)
そうしてまた買った卵で、今度はスクランブルエッグ。
奥のサラダは、島キュウリとフェータチーズのサラダ。酸味と苦味とシャキシャキレタスと白タマネギがよく合いました(吊るし赤タマネギは味が濃すぎるので、白で)。
大人なのにだいたい小学生みたいな島の人たちが住む島ですが、島にはピンキー(夫)のとてつもないセレブ友達もきたりする(どこぞのアラブの元姫とかビスマルクの子孫とか)ので、結構混乱もします。鳥の生体から野生のキュウリ、各種人間まで。地球はいろんな生き物で構成しているな、と感じる島暮らしです。
続く♪
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