昨今のアペリティーボは、おつまみが増大し「アペリチェーナ」になってます。
アペリチェーナ=アペリティーボ+チェーナ(夕食)の意味。
アペリチェーナは、早めの軽い夕食
イタリア人と待ち合わせの合言葉、「アペリティーボで♪」と言っても、もはや早めの夕食になるケースが多々なので、軽いアペリティーボの後の21時過ぎに夕食をとるよりは、かなり健康的になりました。
いわば、早めの軽い夕食ですから。
一部では、メレンダ・シノイラが起源と思われます。
パレルモのアペリチェーナは安くて美味しい!
パレルモでは、カポナータやアランチーナなど、パレルモ料理が満載のおつまみが多いので、「またこれかよ」感がなきにしもあらずですが、美味しいので許すw。
まあ、それにしてもお安い。このボリュームで、一人あたり15ユーロ(シチリア産クラフトビール込み)ですよ、奥さん。
かつて暮らしたローマが、リラからユーロへの移り変わりと共に、ヨーロッパのいち都市として物価の高い(エラソーな)街に変貌していく様子を間近で見てきたものとしては…イタリア第五の都市で、シチリアの州都でもあるパレルモですが、「どうか、このまま素朴なままでいて!」と願わずにはいられません。
うん、でも…多少お値段は張っても、皮目をパリッと焼いたサンマや揚げ出し豆腐でアペリチェーナしたいな〜と思う切ない海外暮らしです。それ、居酒屋じゃんw!
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