さて、今回のピンキー(夫)の欧州大学院の会議登壇のお供でやってきたフィレンツェ。泊まったのは…ホテルでも、B&Bでもありませんでした!
フィエーゾレの中腹に佇む16世紀の邸宅
丘の中腹にある重厚な門…こちらのお屋敷に宿泊しましたよ。

できればフィレンツェ旧市街のど真ん中にでも泊まりたい!ところでしたけど、、、なんせご招待。こんな怖いところはイヤだw。とは、さすがに言えませんので、ありがたく泊めていただきました。
が、こちら、15世紀だか16世紀だかに建てられた邸宅で、とあるリッチなオランダ人芸術家が19世紀の終わりあたりに買取って、修復増築したとか。コッテリ歴史が凝縮していそう。

ご当主のお孫さんだったか、ひ孫さんだったか…ともかく子孫のおばさまが、汗だくになって熱く…それはそれは熱く…先祖の偉業を2時間くらい解説してくれましたが、なにしろ暑くて。
その上、おばさまの「圧」が強くて…w。
朦朧としてしまいましたが、とにかく「昔のまま変わってないのよ!」は覚えています。
本は、芸術家のおじいさんだったか、ひいおじいさんだったかのお屋敷についての記録。スケッチと共に紹介されているというので眺めると、

入り口の門が、スケッチのままなことを知り、俄然興味が湧きましたw!暑かったけど。
子孫のおばちゃんが語る先祖の偉業をスケッチと検証!
今の生活感が漂う歴史建物。という貴重な邸宅の中を案内されながら、用意されたお部屋に荷をおろし、早速、スケッチを検証してみました!

目の前のプールのある風景も、ほぼ同じ。


そっぽ向いてるライオン風のテラコッタがとても気になったので、パラパラめくると、、、


振り向く姿が、ちょっとボン先輩に似てますね。
スケッチをしたご先祖さんは、インドネシアのバリや日本にも訪れたそうで、おばさま曰く「ヨーロッパにおけるバリ芸術の第一人者」なんだとか。日本の仏像的なものもあるらしい(敷地が広すぎて、見つけられなかったw)。
イタリアにいると何百年も変わらない”昔のまま”を、直に体験できる機会が多くて、大変に面白い。昔と今がつながっていることを実感します。
不便もリアル歴史体験のうち
改装は19世紀終わりだけど、建築されたのは15か16世紀。その前にも、きっと何かしらあったのでしょう(だいたいそういうもの。基礎を利用しがち)。「地下には、エトゥルスキのお墓もある」そうです。
歴史遺産に泊まるのって素敵!な感じもしますが〜もれなくついてくるのが、「不便」。
泊めていただいたカンティーナを改装したお部屋。天井が高く、ロフトがベッドルームになっていました。が、ロフト部分の天井が、めっちゃ低い。
低いのは別に構わないんですが、そんな低い天井高に、蚊帳w。

高い天井からふわりと吊るすと優雅な蚊帳ですけどねー。
蚊帳のをめくってめくって…もなかなかベッドに入れない上、寝てると蚊帳が顔に…。
鬱陶しいので、長い蚊帳を捲り上げて、丸い枠に引っ掛けてみたけど、分厚い「蚊帳まとめ」が目の前でグラグラ。なんか気になっちゃって、よく寝られませんでした。たった数泊のことだからね…どーでもいいんですけどw。
邸宅のテラスから見下ろすフィレンツェ
昔の建物あるあるの複雑怪奇な間取りに迷いながら、ほっそい階段を上がっていくと、眺めの良いテラスがありました。糸杉の間に開けた景色の向こうには、フィレンツェ。

フィレンツェからフィエーゾレまで、今は、車で20分くらいで行き来できますが、ご先祖芸術家さんが購入した頃は、遠いところだったでしょうねー。もし馬車だったら、馬は昇りも大変でしたでしょうけど、下りはもっと大変だったかも…?馬も、膝を悪くしそう。
なーんてことを、コーヒーやワインを飲みながら、こちらのお屋敷にお世話になっている欧州大学院の方々とおしゃべりしながら夜を待つ。

馬車、いや、車に乗ってフィレンツェに夕食に向かいました。歴史も良いけど、便利は良いなw。
▼今回のフィレンツェ旅とお留守番のボン先輩





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