イタリアの病院の感染対策と”採血恐怖”対策〜パレルモの血液ラボから

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

コロナ状況も落ち着いて、ロックダウン中に行けなかった検査いろいろを片っ端からこなしてる今日この頃です。去年、入院手術したその後の経過観察が2月だったのだけど、行けなかったので…婦人科検診から始まり、血液検査と腹部エコーなどなど。

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日本だったら1日の人間ドックでサクッと終わるのに…あっちこっち、予約を取って…って面倒くさいったらありませんが、いわゆる公立病院だと数ヶ月待ちとかあるので、待つより払う派。全部有料。はわわ…(総計すれば聖路加病院で人間ドック受けられるよ)。



血液検査はラボラトーリオ(血液分析ラボ)へ!

血液検査も、ラボラトーリオ(血液分析ラボ)にわざわざ行きます。

病院といえば、なんとなくコロナ感染が心配。「医療機関も相当ケアしてるから、むしろその辺のバールに行くより安心」相変わらずがらっぱちな婦人科の先生に言われましたが、心配は心配。たしかにどこの病院も完全予約制になってるし、当たり前だけどマスクも消毒液も必須な上、付添人の入室不可にもなってます(感染確率を減らすってことで)。

で、血液ラボは、”外”で待たされました!←むしろその方が良いケド。

待合室のイスも、”イス2脚”分を開けます

人との間に爽やかな海風が吹き、密でも感染しなさそう。

というか、皆さんの態度は”感染してる前提”がすごいです。マスクもしてるけど、よほどライトに生きてるっぽいおっさんたち以外は、普段から会っても握手もしないし近づかないし、すごいケアっぷり。一度怖がるととことん怖がるシンプルなイタリア人たち…。

採血してくれる美しいお医者さんも、パネル越し。チケットください風の穴から腕を差し込み、採血してもらいますよ。

…痛いのは徹底的に嫌いですけど、採血は特に嫌い!怖い!自分の腕に針が刺さってそこからさらに血が出て行くなんて、見られたものじゃありません。なので、どんな風に血が出て行くのか、見たことありません。

腕にグッと力を込め、
顔もグッとしかめて、
反対側にグッと向いたら、

目があった。

あ…。

「大丈夫だよ、心配ないよ」と花をしょったバンビが語りかけてくる

血を抜かれてる最中、ずっと見つめ合ってました(20秒くらいだけど)。

入室した時に気づかなかったけど、振り向いた位置にこのパネルがあるということは…採血が怖い人は私だけではないということ?ですね?

「怖がらなくても良いですよ〜痛くないですよ〜」と優しい看護師さんの声にも助けられるけど、バンビにも助けられた。あ、優しい看護師さんの声は日本ですよ、もちろん。イタリアではたいてい「なーに怖がってんのよ!大げさ!」と笑われてるうちに終わるから。

バンビを用意してくれるこのラボ、気に入りました。次回も何かあったらココにします。

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