コロナ禍の密室で咳する緊張感…パレルモで座禅体験

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

今日は友人の僧侶(イタリア人)が開催する座禅会に行ってきましたー。

▼あ、以前もこちらでチラリとご紹介しましたが、友人は臨済宗の仏教のライカ(在家の信徒)。壺売ったりしてませんw!

席のチョイスを間違えた

「再開するよー来る?」と連絡をもらい、いそいそと。ちょうど脳がいっぱいいっぱいで瞑想的なことしたい。と思っていたので、ナイスタイミングでした。

大人数で開催するのは、2年ぶりだそうです。

私は以前初体験させてもらってから…もう3年半ぶり。「覚えてるよね?」と言われたけど、コンチェントラート(集中)と言われて、濃縮トマトを思い出して瞑想に苦労したこと以外、お作法等々まったく覚えておらず…なんだか恥ずかしかったので、

真面目ーな空気で、全然写真を撮れる雰囲気じゃなかったので前回の流用〜。2年ぶりだけど全く内装は変わらず。掃除だけ綺麗に行き届いてました。室内は、裸足です。

目立たないように…隅っこの方に…壁際の仏壇すぐ脇の角に陣取りました。

静寂の中で感じる喉の違和感…

そうして、生きする音しか聞こえないくらい静かに始まった座禅は、1回25分×2セット。最初の回が始まってから、5分くらい(?)経った頃、喉に強烈な違和感が走る。

仏壇で炊かれたお線香の煙…。

仏壇の影に隠れた角(私の席)に向かって流れてきては、行き場を吹き溜まる。

煙い…。しかし座禅中だし手で払うこともできない。そして息は深く吸えと…。

く、苦しい。
咳が出そう。
でも、それは…ダメ。
周りを怖がらせるに違いない。

ゴホゴホゴホ!ゴホッゴホッ!
グエッホ!

こわばる空気…。

ギリギリまで耐えたのが仇になり、止まらない。

ゴッホ、ネ、ネガ…ゴホゴホゴホ!(「ネガティーボ(陰性です)」って言おうとしたのだが…)

全員、伏目で無になっていたはずなのに、意識がこちらに全集中したのを感じました。

イタリアで「シーン」としたところなんて滅多にないから

友人が窓を開けてくれて、やっと息が正常に。座禅中なのに申し訳なかった。

イタリアにいて「シーン」としたところなんてほとんど無いから(映画館くらいか)、咳するのに、こんなに緊張したことなかったなぁ。

動揺しちゃってw、今回もまたちっとも瞑想できず。。。

凛とした空気が流れる室内は居心地良い。

全行程が終わってから、「コロナじゃないから!お線香が!」と言ったら、「私もなったことあるよー」「私もー」などと、優しい事をおっしゃってくださいましたが、はて?お線香でむせるってこと、そんなにあるっけ?

空気が乾燥してるからでしょうかね?

また機会があったらやってみたいものです。煙の来ない席でw。

どうぞ良い金曜日を!
Buon venerdi!

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