百年前の“ブロンズ製火鉢”でパレルモ流バーベキューと驚かれない納豆巻きーパスクエッタ2022

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どうも皆さま、ボンジョルノ♪

イタリアは今日から平日。昨日はパスクエッタ(イースターマンデー)でピクニックの日でした。

主にバーベキューをするのが習慣なので、衛生写真で見たら、脂っぽい煙でイタリアが煙って見えるんじゃないかと思います(知らんけど)。

我が家の3年ぶりに(過去2年はロックダウンでしたから…)友人宅でモクモクしてきました。

朝から巻き巻き!持ち寄りアンティパストに海苔巻き

メインのお肉以外は持ち寄り形式。

参加する友人のうち2人が小麦粉を食べないので…(グルテン不耐性。ホント、イタリア人には多いねぇ)、みんな大好き海苔巻き!にしました(ホント、イタリア人は海苔巻き好きねぇ)。

朝から巻き巻き。

先日、友人が日本から持ってきてくれた10枚海苔10パックが大活躍。パレルモ人7人分です。

みんな大好きツナマヨとサーモン・フィラデルフィアのほか、“ゆかり”ごはんや塩昆布巻き、ついでに自家製納豆巻きも♪

あ…出来栄えが、チャイナ寿司と被るw

納豆に「ぎゃっ!」となってもらおうというサプライズ計画ですw。

友人宅テラスのBBQ道具が心配になる

しかし…「おー!ナットー!」「ナットー日本で食べたー好き〜」とか言って、全然「ぎゃっ」となられず…つまらなかった。。。まーいーんだけど。納豆も世界進出が激しいですねぇ。

それより、私が「ぎゃっ」っとなったのが…これ!

1800年代のブロンズ製アンティーク火鉢

「ひいおじいちゃんのカルダイアだよー。」

※カルダイア=暖房器具。

大きさといい機能性といい炭火焼きにピッタリ♪ってそりゃそーでしょうね。火鉢なんだからw。

しかし、なんなら古美術商が高値で外国人に売りつけそうなシチリアのブロンズ製アンティークを、脂でギットギトにしても構わないという大胆さに驚くわ。

それは…紀元前3世紀ごろのポエニ時代の城壁跡をホームレスが寝床にしたり、古代ローマ時代の修復中タイルの上で野良猫が何か食べてたりしてても、笑顔でスルーするパレルモの風景のひとつと似ている。

マザラ湾の赤海老とシャッカの白海老とマンゴーのサラダ
新鮮イカタコとムール貝。歴史と美味しい魚介のある街パレルモw

ガラス張りにしたり、いかにも貴重感を高めて観光客に触るなと威嚇しそうなものたちがスルリと日常に組み込まれていく、恐ろしく長い歴史のある街には遺産が多すぎて、いちいち構ってるとキリがないのかも?とは思うけど。

パレルモスタイルのバーベキュー3姉妹と名残のカルチョーフィ

そんなわけで、ブロンズ製の火鉢が脂まみれになっていく様子にオロオロしながら(←余計なお世話ではあるw)、パレルモ流のバーベキュー必須3姉妹(と嫌いな子羊)♪

ぐるぐるサルシッチャとマンジャ・エ・ベービ!
スティッギオーレ〜!(子羊の大腸)
すごく興味の湧かない子羊

やはり、ぐるぐるサルシッチャはシチリアのBBQになくてはならなぬものです。

パレルモ近郊の田舎町カッカモから取り寄せた極上スパイス入りサルシッチャ

あと、春のバーベキューには欠かせないカルチョーフィ(炭火焼は時間がかかるからオーブンで焼き)。

カルチョーフィの王様、スピノージ・ディ・メンフィ種

子羊関連は食べてないから知らないけどw、サルシッチャもマンジャ・エ・ベービもカルチョーフィも美味でした〜。ブロンズ製アンティークの味がしたわ(しません)。

締めのドルチェは、カッサータ・シチリアーナ!

コロンバはもう食べすぎているので、ドルチェにカッサータという気遣いが素敵です。

「富士山と桜風に撮って」ということで、「パレルモの守護山モンテ・ペレグリーノ山とカッサータ」という構図になりました。パレルモ人にとっては富士と桜のようなものなのだそうw

お砂糖でゴージャスにデザインしてない味追求シンプルバージョン。脳にガツンとくる甘さではあるけど、とても美味しかった♪

パレルモ人たちは「あまり甘くなくていーねー」って言ってましたけどね…それ聞いて、また「ぎゃっ!」となりひと悶着起きたのは言うまでもなくw。ついでにグルテン不耐性のパレルモ人でも、これは食べられる不思議。スポンジケーキも入ってるけどw?

ちなみにニャンコ×2のお家だったので、ボンさんはお留守番(涙)。ボン先輩用にパスクエッタをやらねばです。

二匹のうち一匹の保護ニャンコのロメオくん。目が綺麗!!!

ここ数日食べすぎている…。
しばし和食が必要です。

どうぞ健やかな水曜日を!
Buon mercoledi!

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