鶏肉の甘酸っぱいシチリア風ミートソースでカネロニー!

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

怒涛のパスクアも終わり、3日かけて作った(2日は待機だけどw)パスティエラ・ナポレターナも終わりましたが、コロンバが残っているので、パスクア感からはまだ抜け出せなさそうな火曜日です。

干しぶどうで甘酸っぱい旨味…パレルモっぽくアレンジしてみた!

さて、今回のパスクアでは、カネロニ(cannelloni カンネッロー二)を作りましたよー!

想定以上に美味しくできたので(評判も上々)、レシピメモを置いておきます。

シチリア風ラグー(ミートソース)のカネロニは、ホワイトソースを使わないとか、カショカバッロチーズを使うだとか…なんか色々なバージョンがありますが、今回は、基本のミートソースに、ちょいとアレンジを加えてシチリア風。と言うか、パレルモ風にしてみました。

それは…パッソリーナ(小粒の干しブドウ)をラグーに加える…w。ふふ。

パッソリーナ(と松の実)は、伝統パスタのイワシのパスタを始め、イワシのポルペッタにも入ってるし、ブロッコリーのパスタにも。何かっていうと、ぶち込むパレルモ基本の素材です。

▼カジキのポルペッタにも入ってるし、トマトソースに加えると甘酸っぱくて美味しい

ちなみに、所要時間は3時間と長め。パスティエラ・ナポレターナほどではないけど。

ラザニアやパスタ・アル・フォルノ、カネロニなど、オーブン仕上げのパスタ料理は、作業自体はとても簡単ながら、作った感がすごい出る…ゆえに、特別な日やおもてなしに、よく登場するんだろなーと、長いイタリア暮らしで出た結論w。

逆説的には、特別な日だからこそ、普段は作らない手間と時間をかけた(特に時間)料理を作ろうってことですかね。ちらし寿司みたいなもんでしょうか。

あ、雑談(?)が長くなりましたが、レシピメモ、いきます↓!

カネロニは、箱入りで!ますます簡単

パレルモっぽくアレンジしたミートソースのカネロニ
Cannelloni ripieni di carne alla palermitana
ー所要時間3時間ー

【材料】シチリア人8分、日本人12人分
・カネロニ(乾燥)24本  
・パルミッジャーノレッジャーノチーズ 300g

ミートソース
・鶏ひき肉 300g
・マッシュルーム 200g
・玉ねぎ 大1個
・人参 中1本
・セロリの足 1本分
・ニンニク1片
・EXVオリーブオイル エスプレッソカップ1杯くらい
・タイム、ローズマリー 適宜
・塩/黒コショウ 適宜
・トマトソース 500ml
・パッソリーナ 大さじ1杯くらい
・赤ワイン グラス1杯

※パッソリーナがなければ、お砂糖で良いかと。小さじ2杯くらい?まあ、使うトマトソースの酸味によりますかね。味見して「美味しい!」と感じる量が適量ですw。

ホワイトソース
・バター 50g
・強力粉 50g
・牛乳 500ml
・ナツメグ 少々
・塩 ひとつまみ

カネロニもパスタ生地から作りたいところですが、手間も時間もかかりすぎ!になるので、今回は箱入りにしました。

「どうやって筒の中に詰めるか問題」は発生しますが、乾燥パスタは便利

乾燥カネロニ、茹でずに使いますよ!

切って炒めて煮て詰めて並べて、焼く。ただそれだけ…

【作り方】
①. ニンニクをみじん切り、玉ねぎ、人参、セロリを適当に細かく切っておく。

②.フライパンにニンニクとオリーブオイルを加えて熱し、香りが出たらお肉を投入。タイム、ローズマリーを加えて、全体に火が通ったら、玉ねぎ、人参、セロリを加え、中火でさらに5分くらい炒め、良い香りがしてきたらマッシュルームを加えて塩、胡椒。

③. ワインを加えて強火にし、アルコールを飛ばして、トマトソース、パッソリーナを加え、グツグツ弱火で、時々かき混ぜながら40分ほど煮込む。

トマトソースの水っぽさがなくなるまで煮込む

④. 煮込む間にホワイトソース。鍋にバターを弱火で溶かし、小麦粉を加えてヘラでよくかき混ぜて、全体的に火を通ったら、牛乳をすこーしずつすこーしずつ足すつつかき混ぜ続ける。ナツメグ、塩、黒コショウで味を整え、良い感じの固さになったら火を止める。

⑤. ③をボウルなど別の容器に移し、粗熱が取れたらパルミッジャーノチーズの半分量を加えて、混ぜておく。

⑥. 耐熱容器の底に④のホワイトソースを敷き、カネロニに⑤を詰めて、並べる。オーブンを200度に余熱する。

小ぶりのナイフで結構うまい具合に詰められますよ

⑦. 並べたカネロニの上に、ホワイトソース、さらに残りのミートソースを乗せてテキトーに広げ、残りにパルミッジャーノチーズを全体にまぶす。

全体的にテキトーです!

⑧. 200度のオーブンで、約25〜30分。焦げ目がついたら、出来上がりー!

熱々パリパリホクホク、甘酸っぱいソースと野菜と鶏肉の優しい旨味

チーズの焦げたところのパリパリ感と、ソースの水分を吸収して勝手に茹だってくれるアルデンテのカネロニのもっちり食感。

一見ラザニアですが、下にカネロニが並んでます

そして、ほんのり甘酸っぱいトマトソースと野菜の旨味を感じるさっぱり鶏肉のバランス…。

ん〜正直なところ、想定以上の出来でした(よかったw)!

美味しいゴハンで元気に良い火曜日を!
Buon martedi!

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