カポダンノ2023!チェノーネと涙目のボン先輩

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どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

今年も3日目、平日2日目のイタリアです。三ヶ日が懐かしいですw。あ、日本はもう1月4日か。仕事始めですね!

さて、3日も経ってますけど…大晦日のカウントダウンの様子です。

ボン先輩のために会場は我が家に

今年は、ボン先輩の心臓を大切に(特に問題があるわけではないです)、もしかしたらもう何度も大晦日を一緒に過ごせないかもしれないとか急に思ったことが年末にあったので、家でひっそりと防音ガラスの窓をキッチリ閉めて…と思っていたのだけど、そうもいきませんでした。

昨年は、友人宅で踊るシチリア人たちに怯えて大変だったけど、2021年はロックダウンで静かに一緒にいられてある意味よかった。でもその前も前の前も…お留守番させてたんだなーと思うと…つらい。まあ、まだ若かったから大丈夫だったかなぁ…?

▼踊るシチリア人で思い出した、その前の前の前のカポダンノ。お留守番じゃなかったけどつらかったかな…。ピンキー実家バージョンです。

「ボンも自宅なら心強かろう」ということで、我が家で開催することになりました。でも、ボン先輩のためにウチでやるんだから、今年は踊らないし騒がない!というお約束付きですよ。

頼みますよ、皆さん

チェノーネは、持ち寄りポットラックで

ご近所のポリテアマ劇場でカウントダウンコンサートがあり、それでなくても駐車スペースが見つけにくいのに、さらに大変な騒ぎになっていたため…8時半の予定が9時半にスタートとなりました。駐車スペース見つけるのに1時間w。イタリアあるあるです(自転車で来たカップルが大正解)。

さて、まずはアンティパストから。

日本人はおろかシチリア人も魅了することがわかり、得意になって作りまくっているアチューゲ・アル・ヴェルデと、

インスタの割烹着の方のレシピで見て美味しそうだった白菜のツナサラダをピリ辛ゴマアレンジしたもの、コレステロール対策の人参ラペなどを作り、友人が持ってきた謎のキュウリのレバノン風サラダ

そして、友人の元主領地の牧羊地から届くという自家製の羊のチーズ(トゥーマ)!

「うちの牧羊地から、週1くらいで届く」とかサラッとというから驚くわ。『山猫』が香るパレルモライフ

などのラインナップで、それなりにお腹がいっぱいになりつつあるところで、

プリモに、シュトゥルーデル

アーモンドの歯ごたえがたまらん

プロシュートコット、アーモンド、パッソリーナ(パレルモ料理でよく使う干しぶどう)、リンゴとなんとなくパレルモ風味にしたらしい。サクサクカリカリと塩気とリンゴの甘酸っぱさがよく合って…これはレシピを教えてもらって作ってみようかと思ってます。

セコンドは、ザ・パレルモ料理のアグラッサートのポルペッテバージョン!

見た目は地味だけど激ウマー

仔牛肉と豚肉の脂分少なめにしたらしいポルペッテが、トロリと甘い玉ねぎにマッチして…これはもう、和食でしたw。

人間たちがバクバク食べている間、真夜中に近づくと…ドーン!と大砲クラスの爆竹?も聞こえてきて…もう、ボン先輩はハラハラです。

勘弁してくださいよ、もー…

でも、本番はこれから。チェノーネも終わらないし、年も明けてない…。

年越し蕎麦を急げー!イタリア人もお蕎麦好き!

23時半も過ぎた頃、年越してしまう〜と慌ててお蕎麦を茹でました。

そして、雑に盛る。

日本に行って食べたらし友達に、「これはモーリ?ザール?」とか聞かれて微笑ましかったです

でも、「ワーオ!スパゲッティ・ジャッポネーゼ!」「ワオワオ!」言って、感心して盛り上がってもらえるのが外国で和食を作るときのメリットですねw。

イタリア人は、細くて長いものに馴染みがあるし、そば粉もあるので(サラセン粉)、全然問題なく食べられる人が多いから、いいねー。

しかし、お出汁は絶品でありました。自分で言うのもなんだけどw。

が、塩分高いから飲まない方がいいよ、って言ってるのに、がぶ飲みした人がいてね…。「ボン先輩の心臓より、あなたの心臓の方が心配よー高血圧にご注意〜」とかヤイヤイやってる間に、2022年残り5分!

またもや大慌てでスプマンテを開けて、誰も時計を見ていないから、曖昧にカウントダウン始めて、外の花火の音を聞き、アウグーリ!となりました。

超テキトーw。

耐えられなかったボン先輩が逃げ込んだのは…またバスルーム!

あちこちに上がる花火と爆竹の爆音で、ボン先輩の震え方が尋常じゃないので抱えていたけど、「花火見えるー」と皆んなでバルコニーに押し寄せている間に、ふと足元を見ると…。

ボンがいない!

ありゃ。寝室に置いてあるハウスに逃げ込んだかな?と思ってみたけど、いない。

で、バスルームで発見しました…。

ここが安心なんです(震え声)

家の中で一番奥、中庭に面した窓しかなく、外の爆音も小さめ。そういえば、昨年の友人宅でもバスルームに避難してたね〜。賢いね!キミ。とか言ってる場合ではなく、心臓バックバク。。。しばし交代で寄り添いました。

早く花火やめるように言ってー

え?ちょっと待って…「カポダンノにトイレに避難」って、なんかした覚えがあるな?と思い返したところ、そうでした、飼い主がやってましたー!やだー飼い主に似るってホントなのね。

▼これこれ。素敵なトイレでしたw。

それにしても、さらに歳をとったらますます心臓ヤバいですよね〜。

ワーッて逃げ出す子もいるそうで、そのまま交通事故とか…そんなニュースがチラホラある年越しです。しかし、逃げるってどこへ?!パニックで混乱するのかと想像すると、かわいそう過ぎますね。野良犬はどうしているんだろうか?

2023年の初衝撃!謎のパンドーロ

心臓マヒレベルの爆音は、30分ほど続きましたが(長いんじゃ!)、その後は時折、聞こえる程度に収まってきたので、ボン先輩の元を離れ、友人が「パンドーロをアレンジする!」とハリキッていたドルチェタイムに。

「パンドーロにプディングを挟んで〜♪」とか言ってたのだけど…まったく想像がつかず。

そして…

こんな…

謎のタワーが…。

おいっ!今年の初衝撃

こぼれ落ちるドロドロっとしたプディング(?)。固さはこれで良いのでしょうかーwwwwww?!ちょっと、コワイよ?けど、オレンジピールが入ってすこぶる香りは良し。味も…まあまあw。

パンドーロ、いろんな食べ方がありますねー。

伝統のレンズ豆は超小盛りでなんとか…コテキーノもムリ

そうしてお開きは、やっぱり3時過ぎ。元旦は例年の如く、二日酔いと頭痛と胃痛でドロドロでした。←謎のプディング並み。トラウマになってて、ちょっと今はフルーチェは食べられない。ないけどw。

ではでは、どうぞ良い水曜日を!
Buon mercoledi!

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