イタリア発の”テカールセラピー”を体験〜イタリアで理学療法に通う ②

スポンサーリンク

どうもー皆さま、ボンジョルノ♪

本日、件の理学療法の続きに行ってきましたよー。

▼爽やかマスクイケメン先生に「首が石」と言われて…

まずは、レントゲンの結果を診断。

レントゲンで見たまっすぐな首!化石並みの凝り…

いやー普通に(?)ストレートネックでしたよ@診断。

最近は、スマホ首とか言うんでしたっけ?イタリア語だと、ipolordosi cervicale (頚椎前弯症)が一般的な言い方になるようですね。

まーそうだろうな〜とは思っていたので、画像を見ても、、、「でしょうね。」としか感想がありませんでしたが、実際見てみると、これはなんとかしないと。と力強く思いますね。

頭の重さに耐え続ける首と肩…そりゃ石にもなるわ。って話です。原因は、事故など外的要因がまったくないから、生活習慣一択。1日のほとんどを、PCの前で過ごす暮らしを長年やってきているので…遺跡並みの石とも言えましょう。

とはいえ、初回時の処方薬*が効いて、今回は、古代ギリシャ遺跡から古代ローマ遺跡くらい前進していたかと想像します。

*抗炎症剤Tymol。自分でも効いてる感じがしたけど、爽やかマスクイケメンも「効いてる!」と嬉しそうでした。あ、患者の快方を喜んでるのではなく、自分の処方が当たったことにお喜び。ドヤ顔でカルテに「俺の処方がよく効いた」とか書いてました。自画自賛は大事な評価基準ですね。

で、やや進化を遂げた肩と首に納得した先生により、今回は期待の回復プログラムが発表されました!

マッサージ〜、キターw?!

これから通うテカール治療があるエリア専用受付。お世話になります

と思ったら、tecarterapia テカルテラピアmassoterapia マッソテラピア とやらでした。なんですのん?それ。

テカールセラピーはイタリア生まれの最新療法ですって

マッソテラピアは、マッサージ療法(え?マッサージあるってこと?)。

テカルテラピアは、ググると、日本語では「テカールセラピーもしくはインディバ・アクティブ・セラピー」と呼ばれている治療のようです。

しかも、「イタリア生まれの最新物理療法」ですってよ、奥さん!”アスリート(自転車レースやサッカー選手など)向けに開発された微量の高周波電気を流す機械を使ったセラピーで、世界のトップアスリートをサポート…”

…ってw、ただの肩凝りのおばちゃんなのに。

テカール治療があるエリアには、いかにもスポーツ選手が来ていそうな香りがする部屋もありました

でもまあ、そんなに激しく真剣に、スポーツをしてる人に効くなら、効くに違いない。と信じて、スタートを切りました。←治療における信頼感は大事よね。

全部で6回コースとなります。楽しみ♪

タオルくらい用意しといてくれよ。と怪訝なムードで始まった初回

さて、待合室にいると、担当者となるらしいベネデット君が迎えに来てくれました。

「こちらへ、どうぞー」と入った個室には、てもみん椅子がありました。

「じゃ、上着脱いで用意できたら教えてくださいねー」。

…Tシャツ+パーカーですが、どこまで脱げばよろしいか?と、出て行こうとするベネデット君に聞くと、

「Tシャツの下は?」
えっと、下着ですけど。

「背中もやるから、キャミソールで来て欲しかった」と過去形で言われました事前に「〇〇な格好で来てください」とか、そんな親切なお知らせがないのがイタリアでした。…迂闊だった(過去形)。

仕方ないので、上半身、下着だけになりましたが…お腹が寒い。戻ってきたベネデット君に、「バスタオルかなんか貸して」と言ったら、「ない」とあっさり。日本だったら、そんな迂闊な人用に、ガウンかタオルか、貸してくれますよね、きっと。

用意悪っ!と迂闊さを棚に上げ、ため息交じりに「なんかないですかー?」と聞くと、

「あ、紙がある、紙!」

と背術台に敷く、幅1mほどのロール状になった紙を、ピッと切って渡してくれましたが、それは、約1mほど。

そんな正方形の紙を、どうやって巻けと?(そもそも私がそんな紙で足りるお腹に見えるのか、君は!)と思ったことを全部口に出すと、今度は3mくらいの長さにして渡してくれました。おい、そんな太身だとw?

日本人のくせにwブーブーうるさいおばさんが、紙をお腹にグルグル巻きつけると、「Oh! Kimono〜」とベネデット君。…この手の反応、ホントめんどくさいんで、「はぁ?」と怪訝に返し、全体的に険悪なムードの中、初のテカール、始まりました。

テカールセラピー、実感はないけど効いてることにしたい

てもみん椅子に寄りかかり、むき出した背中にジェルをぬりぬりっとしたあと、なんとなく熱い電極のようなものを、背中&首の後ろ(特に肩甲骨の間あたり)にグイグイと滑らせ、再びジェルをぬりぬり〜グイグイ…を繰り返して、約20分。

うーん?

そして、天使の羽のように優しいマッサージを約3分ほどしたかと思ったら、「はい、終了」。

えー。

感想:なにこれ。こんなふんわりしたヤツを、あと5回もやるの?なんか意味あるの?

保険が効かないので、1回50ユーロ。ボラれてる?と思って調べたら、イタリアの相場でした。日本円にすると7500円くらい。

紙着物を脱いでパーカーに着替え、首を傾げながら(効くのか?これ。の意味)、ところで私の肩の石っぷりはどうですかね?とベネデット君に聞くと、「0〜10の7の上くらいかな」ですって。それ、8ですよね。

指圧とか鍼みたいに、「く〜効く〜」ってのとはまったく違うけど…アスリートに効くなら、きっと効くんだろうと、なんとか前向きに通ってみますけど(6回ともベネデット君らしいのも気になる)。

終了後には再診があり、さらに次のステップに進みます(遅効性だな)。

ん〜。
どうぞ7の上は8な良い火曜日を!
Buon martedi!

▼続き!

↓よかったら、背中のマッサージが好きなボン先輩をヨシヨシクリックしてってね♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました